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映画「ルパン三世 カリオストロの城」公開45周年記念上映

性懲りもなくまた劇場鑑賞してきてしまいました「ルパン三世 カリオストロの城」、公開45周年記念のリバイバル上映。
IMAX上映もされていたので、どれIMAXのスクリーンとサウンドで鑑賞するとどんな感じか観てみるか…と席予約しようと思ったら週末から「モアナと伝説の海2」にIMAX占領されてたー!ちっ。

ということで通常スクリーンで鑑賞。
2021年にも一度リバイバル上映されていて、その時が自身初のカリオストロ劇場鑑賞。家のテレビで何度観ていようとも、初めての劇場鑑賞は見え方や聞こえ方がまるで違っていて、とても感動いたしました。
その時も、ルパンが北の塔に忍び込んでクラリスと話すシーンに特に感動しましたが、今回もやっぱりグッと来た。
夜、灯もつけずにクラリスが物憂げに窓の外を眺めていると、おもむろに風が髪を揺らす。人影。
クラリス「どなた?」(だれ?と言わないところが良い)
ルパン「泥棒です」
クラリス「泥棒さん?」(さん付け(T^T)クーッ!島本須美さん好きー!)
オーボエがメロディを奏でるここのBGM最高ですね。
BGMで言えば、伯爵とクラリスが結婚式に向かう時のオルガンの音も劇場で聴くとより厳かで良い。

何度も観ているはずなのに、いまだにハッとさせられるカットを新たに発見したりするのは、これもまた自分が近年になって多くのアニメを観るようになったからなのかもしれない。
しかしあの垂直の外壁を素手でよじ登るルパンの手は、一体どうなってるんですかね?(笑)
あと、劇場鑑賞だと風の音に臨場感があって、高い所でのシーンがさらにスリリング。高所シーンは宮崎駿監督の真骨頂。

シリーズのファンの中には、このカリオストロのルパンはルパンらしくないと評価する人もいるようですが、私なんかはそれほどシリーズにどっぷり浸かっているわけではなく、かつて夕方に放送されていたTVアニメも何となく観ていた程度なので、むしろ劇場版アニメ作品として完成度が高いカリオストロが特別に好き。

細かい感想は割愛させていただきます。

客層は私より年上と思しき年配の方から、若い中高生まで幅広く、世代を超えた永遠の名作であることを物語っている。

本編終了後、新作の予告がありました。

2025年公開予定。2012年にTV放送された「峰不二子という女」でキャラクターデザインを担った小池健氏が監督を務める。既に「LUPIN THE IIIRD」シリーズとして3作品が発表されている。
ハードボイルド&スタイリッシュで大人向けな感じですよね。山寺さんの銭形はシブすぎる。



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