悩みがないのが悩み？子ども時代によく言われたこと
子どもの頃、周りの方によく言われたことって、どんなものがありますか？
私は、いつもご機嫌さんでいることを心がけていました。
それが天然系の不思議ちゃんに見えたようで「悩みがなくっていいね」ってよく言われました。
悩みがないのが悩み？
気になることはあったけれど…（身長が低めだとか）
困ったこともあったけれど…（助けを求めて解決）
お稽古事も多かったけれど…（将来に役立つのでOK）
巨人が負けると嫌だったけれど…（巨人ファンの父の八つ当たりがあった）
確かに悩みと呼べる悩みはなかったかも。
強いて言えば、親が厳しくて大学生になっても門限があったことくらい？
でも、自殺を考えるような悩みはありませんでした。
変わってるね！
仲良くなると言われたのが「変わってるね」って言葉。
男女問わず友達はいましたが、目立つタイプではありませんでした。
静かに本を読むのが好きで、学校の図書館の本はあらかた読んで、あとは辞典を読むのが趣味になっていました。変わっていますね。
生年月日で占った結果も、西洋占星術でも東洋の占いでも「変人」と書かれていることが多いので、変わっているのが生まれつきなら仕方がないですね〜
落ち着いてるね
「落ち着いているね」
初めて会う方によく言われましたが、どういうことかよくわかりませんでした。
３歳の時、私立の幼稚園に入園したのですが、ギャーギャー・キャピキャピと騒ぐ周りの子ども達を見て、イスに静かに座れる私は落ち着いているのだと自覚しました。
この落ち着きは、幼い頃から祖母に預けられたのが影響しているかもしれません。
母は弟が生まれるまで看護師として働き、昼夜問わず忙しかったので、幼稚園や学校の後も祖母宅で母の帰りを待っていました。
沖縄戦を乗り越えてきているので、大抵のことでは動じなかった祖母。
そんな祖母の家にはたくさんの蔵書があり、辞典で読めない漢字を調べながら、三国志や文藝春秋などを読んでいたので、子ども向けの児童書を読みなさいってよく言われたものです。
小さいけれどパワフルだね！
生まれる時、逆子だった私。
多くの赤ちゃんのように頭から出ないで、足から産まれてきました。
出産をサポートした助産師さんに「この子はチューバー（強い子の沖縄的言い方）になるよ」って予言めいたことを言われたそうです。
子どものころは重度のアレルギー体質で、喘息や鼻炎などで学校も休みがちでしたが、スイミングに通うようになってメキメキ体力がつきました。
そのおかげで、身長は低めだけど筋肉はしっかりついて、今でも腕に力こぶができ、40kgくらいの人はお姫様抱っこで持ち上げられます。
精神面も強いと言われますね。
ニコニコしててもはっきりNOは言いますし、未払いを重ねるヤ○ザ相手にも支払請求したし、決めたことはやり遂げるし…
助産師さんの予言通り、チューバーに育ったのでしょう。
勉強しすぎると結婚しない？
父の実家は大工や農家が多く「女の子は勉強しないで家事手伝いをしなさい」という風潮がありました。
私が本を読んだり勉強をしていると止められることもあったので、隠れて本を読むようになっていました。
母方は教員も多い家系で、「女の子も勉強して手に職を」という家風でした。
父方と母方の影響を受けて「勉強しろ、でも勉強しすぎはダメ」なんてダブルバインドで育ちましたが、世界の教育方法を含むたくさんの本を読んでいたおかげで、自分のことは自分で決める素地ができたと思います。
結果、3回の結婚・離婚をしましたが…
元夫達はこうして育てられたのかと、人生勉強になったので良しとします。
最後に
悩みがないのが悩みだった私に、周りが抱いていたイメージはさまざまだったと思います。
大人になって子どもの頃の友人に再会すると「変わってないね」という人もいれば「変わったね」という人もいる。
私はどちらかというと「変わってないね」と言われることが多いかな？
身長はあまり変わっていないけれど、中身はいもむしが蝶に変化するくらい変わったと思うよ。
そして「悩むこともあるよ」
声には出さないけれど、心の中でそっとつぶやいています。
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