寄稿詩人の紹介③ ~長尾早苗~
週に二度、詩誌ラ・ヴァーグに詩を寄稿している詩人を、一人ずつ、一問一答形式(10の質問)で紹介しています。
今回は、長尾早苗さんです。
それでは、長尾さんへの質問をどうぞ。
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1)あなたはどうして「詩」を書いているのですか?
生きていくためです、というと大事のように思われるかもしれませんが、ことばとわたしの暮らしは密接に結びついています。自分の感覚がきちんとひらいた時に、鼻歌をうたうように書きます。
2)「詩」とあなたに関する印象的なエピソードを1つ、教えてください。
詩集を出したときに「詩人になりました」と連句の席で言ったら、詩人は生まれつき詩人だと言われました。その通りだなあと思って句を作っていました。
3)詩を普段読まない人に、詩集をお勧めするとしたら?
やわらかいことばで少々荒ぶるものをお勧めします。色んなものがあって選びきれないので、どうかわたしにイベントでお会いしたら聞いてください。その人によって違います。
4)詩集以外でのあなたの愛読書は? 好きな理由も教えてください。
日記です(読書というのか……)「ほぼ日手帳」のトモエリバーの紙の質が好きで、かれこれもう五年以上使っていて、詩集以外は過去のわたしの声に耳を傾けています。今年から「のほほん手帳」も仲間入りしました。自分でつける自分史のようなものです。
5)最も好きなことば・座右の銘は?
晴耕雨読
父から私へのエールの言葉として、いつもそばにおいている言葉です。
6)子どもの頃、何になりたかったですか?
魔女になりたかったです。
ごっこ遊びも、魔女が出てこないものは嫌がっていました。黒い服が好きでした。
7)最近のマイブームは?
ウォーキング。一年以上続けています。だいたい一日七千歩くらい。感覚がひらいているときは一万歩くらい。
お風呂。お風呂の後ののんびりとした感覚をとじていくことが好きです。
8)ご自身の代表作・自信作の詩を1つ読ませてください!(リンクも可)
最近詩集におさめたなかだと、「ガーベラ」という詩が好きです。七月堂さんのBASEで読めます。
9)本誌でどんな詩を書きたいですか?また、これから本詩誌をどんな詩誌にしていきたいですか?
あたたかな希望の光を書いていきたいなと思います。
最近日の当たる時間しか書けないので、きっとわたしも太陽と同じバイオリズムになっているのでしょう。
みなさんにとっていつまでも愛され、書き手のわたしたちも大切に思えるような、特別な詩誌にしていきたいです。
10)そのほか、ご自由にどうぞ!
イベント出店を担当しています。文学フリマ東京・ポエケットに個人出店として出没しますので、みなさんわたしのお店に遊びに来てください!
もちろんラヴァーグも売ります。他にも面白い本が並ぶ予定です。年に三回の本屋さん、わたしも楽しみますのでみなさんも楽しんでくださいね。
オフィシャルサイトがありますので、近況などはここからもどうぞ。
https://nagao-sanae-1.jimdosite.com/
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以上、いかがでしたでしょうか。この先も、詩誌に寄稿する詩人をお一人ずつ紹介していきます。
次回の更新もお楽しみに。