世界は自分が発したものでできている
今朝、子供達がそれぞれ登校した後に、
「さぁて、今日のガイダンスは何でしょう?!」
と、意識を広げた途端に旦那さんに話しかけられました。
昨日の夜、旦那さんにお願いされてセッションしたのですが、私の伝えた事は理解できるけど、「実際にどうしたらいいんだろう?!」という問いでした。
昨日、仕事でトラブルが発生したらしく、原因追及ならぬ犯人探しを上層部が行なっていた上に、あらぬ疑いをかけられたそうで、旦那さんが夕方からずっと苛々していました。
うちの旦那さんは、普段はぼーっとしているかのような温厚さなのですが、一旦、イライラモードに入るとなかなか戻ってこれないタイプ。
稀に怒る時は、氷が火を吹いたような激しさなので周囲はビックリします。
その原因は、普段のちょっとした不快感や苛立ちをそのまま潜在意識下に直行させてしまうから。
抑圧とかそういうことではなくて、意識する前に深く沈めてしまうパターンを持っているのです。
なので、記憶力が頗る悪い…なんでもかんでも、顕在意識から滑り落ちてしまう模様(苦笑)
不幸中の幸いは、記憶力に問題がある自覚があるのでメモを取る習慣があること。特に仕事に関してはおびただしいメモを取っています。
話を戻して…犯人探しであらぬ疑いをかけられてイライラしていた昨日は、子供達が何をしていても苛々カリカリ…そんな時は夕飯を食べていてもサラダのトマトまでが思い通りにならず…旦那さんのお箸から赤い放物線を描いて飛んでいき「ムキーッ!!」となっていました。側から見てると笑えるぐらいな状態でした。
挙げ句の果てには、子供達が寝静まった後には、「こないだ、出かけた時にさぁ〜」と最近あったイライラした事を私に語り出す始末。
日頃、嫌なことがあっても、即座に潜在意識に出来事やその時の感情が移行してしまっているので、愚痴としてさえも口にしなかった事が、イライラしている時に、同じような周波数をインデックスとして、次々に過去のイラっとした記憶が顕在意識に登ってきてしまうというネガティブスパイラル…
そんなわけで、夜中のセッションをお願いされたのでした。
イライラが落ち着いた旦那さんには、受け取ったメッセージを伝えました。
普段の無意識を少しずつ意識化すること。自分の今、発していることに無意識だと、知らない間にとんでもないことを引き寄せるから。自分の状態を意識して把握することが大切。
そこで、昨晩は終わったのですが、今朝になって
「状況が変わらない中、結局、どうすればいいのか分からない。」
と言ってきたのです。
確かに、仕事のトラブルが解決したわけでもないし、犯人探しは続くだろうけど、自分がトラブルをおこしたトリガーではないのです。
どれだけ疑いをかけられようと、動揺する必要もなければ、腹を立てる必要もないわけです。
「あ〜、まだそんなことしてるの?!」ぐらいに思っていればいいのです。
何か一言物申したければ、問題が解決した後に「トラブルの原因のように槍玉に挙げられて心外でしたよ。毎回、こんな感じだと心身共に持たないので、そろそろ産業医の予約でも取ろうかなぁ〜」みたいな感じで、軽く自分の思いを伝えたらいいのではないでしょうか。そして、その件に関してはおしまい。
今回のポイントは、普段から自分の感情を潜在意識に速攻で移行してしまうから、今の旦那さんは何をどう感じでいるのかを誰かに伝えることができないということ。
だから「無意識を意識化していこうね」と言われているのです。
実は旦那さんが、上層部から犯人扱いされるのは、今回が初めてではありません。
前回は事の真相が明らかになった際、社長が直接、旦那さんに謝罪の電話をかけてきた…
多分、上層部のやり方が犯人探し方式なのでしょう。
だとすれば、増してイライラしたり、腹を立てるのは自分が消耗してしまうだけ。
「あぁ〜、このやり方、感じ悪いわ〜」と言いつつも、何か美味しい物を食べて、お風呂入って寝ちゃう方がよっぽど心身への負担が少なくてよいですね◎
今朝の「結局、どうすればいいの?!」問いに関して、私は
「いつも通り仕事してればいいんじゃない?!」
と、答えました。
トラブル収束まで犯人探ししてるのは上層部であって、旦那さんじゃないわけで、犯人じゃないないのであれば、普段通りで何の問題もないわけです。
どうせ、また遅かれ早かれ謝罪の連絡がくることでしょう。
何か突発的な事があっても、元の自分に戻ってくるって大切です。
いつまでもイライラしていると、イライラするような事を思い出して更にイライラ倍増。
そんな状態は、更なるイライラする状況を生み出します。
世界は自分が発したものでできているのです。