【これからの学校教育の理想とは】学校の役割はむしろ絞っていき、学校外でオンラインで身につけていく【松本杏奈】【成田悠輔】





『子どもの教育』は、とても関心を持っている分野のひとつ。

今日観た、この2つの動画では、今後の教育の在り方について語られていたのだけれど、図らずも、結論として述べられた内容には共通点が多いと感じた。

すなわち、今後、学校の役割はむしろ減らしていって(学習習慣や生活習慣を身につける場、コミュニケーションを学ぶ場といった役割は残す)、その他の、基礎学力をつけたり、体力をつけたりといった事柄は、学校外で、オンラインも上手く活用しながら身につけていくという方法だ。


これは、今アメリカで、私自身が小学1年生の息子への教育を試行錯誤する中で暫定的に達した結論とも合致していて、すごく納得感があったし、勇気づけられもした。


なぜそんなに試行錯誤しているのかというと、日本に帰国前提の小学生が海外で生活するにあたっては、日本の学習内容をいかに身につけるかということが、とにかく大きな課題となるのだ。

特に、算数は日本の教科書は素晴らしいし、国語も大事な力になるので、この2教科は何としてでも身につけてほしいと願っている。

これまでにも、特にこの2教科をどうやってサポートするかについての試行錯誤は、このnoteにも時々書き記して、頭の整理をしてきた。


で、今は、オンライン家庭教師の先生の力も借りつつ、家庭でも進研ゼミを使って教科書内容の定着を図っていて、基礎学力の定着は軌道にのってきたかなと感じている。

他にもバスケやスイミングを習いにいって、体力づくりのサポートも家庭でしている。


そして、一方の学校生活!

息子は学校が大好きで、日々の学校生活から本当に多くのことを学んでいると感じる。

英語力もさることながら、多人種・多文化という環境なので、日常生活を過ごしているだけで、国際的な感覚というか、アメリカならではの経験をしていると思う。

たとえば、ロシア含む旧ソ連圏のお友達も多いので、昨今のロシア・ウクライナ情勢を家族で話していても、遠い国の話ではなく、子ども自身が身近な問題として一生懸命に状況を理解しようとする姿勢を感じる。何というか、子ども自身が肌感覚として、日本以外の国のことにも当然のように関心を持っているというか。

なので、学校ではコミュニケーション含む社会性を育み、一方、勉強面や体力面のサポートは学校外でオンラインも利用しつつ育んでいく、というのは、我が家にとっては既に毎日の生活がそうなっているので、この考え方にはとても勇気づけられた。

これからも続く海外生活。子どもの教育については、今後も情報収集もしながら試行錯誤を続けていきたい。

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