私は自由だ!!
一番最初に無条件の愛情をもらえるはずの家庭という場所で否定しかされずに育った。
何がそんなに気に入らなかったんだろう?
それは未だに分からない。
特に私のモチベーションを下げるのが生きがいなのか?というような母に随分苦しめられた。
私が「できた!」感じたこと、褒められたこと、これでもかと言うくらい否定。
「できた!」の隙間にある拙い部分を徹底的につついて、家族全員で笑いものにするのだ。
褒められた時は自宅に戻った瞬間「お前は不出来な人間なんだからそれくらいで調子に乗るな」と繰り返す。
出来上がったのは超無気力人間。
褒められるために生きている訳じゃない。
でも褒められたら嬉しい。
なのにことごとくそれを潰していくのだ。
諸々の事情があって今も一緒に住んでいるが久々にやられた。
未だにショックを受けてしまう自分自身に呆然とした。
これまでもよくあったけれど一瞬にして幼少期に引き戻される感じ。
心臓がバクバクして何も言い返せない。
その場を離れるのが唯一の方法なのに追っかけて来てまで関わろうとしてくる。
勘弁してくれ。
でも数時間で立ち直った。
こんなことは初めてだ。
「あなたはそう思うのね、でも私はそういう人間じゃないの」と思えた。
私も母も地球上に存在する1人の人間にしか過ぎないんだ。
たった1人の言葉だけを真面目に受け止めて落ち込むなんてもったいない。
むしろ実の娘にそういう対応しかできない母はかわいそうな人なんだろう。
あなたが望むような娘になれなくてごめんね。
何もかもが気に入らないかもしれないけれどこんな私を「好き」って言ってくれる人もいるんだよ。
どうせ否定されるから紹介なんかしないけどね。
私自身、今の「私」結構気に入ってるんだ。
だから私は「私」として生きていきます。
家族として必要なことはするけれど何でも言うことを聞く奴隷はやめさせてもらいます。
私は自由だ。
私は私の思う道を進みます。
だって私を幸せにできるのは「私」なんだから。