自分の特性を知り、自分にとって自然な選択をする
HUNTER×HUNTER にでてくるゴンとキルアが、念の力を習得するために師匠のもとで鍛錬するシーンがある。
基礎を習得し念を極めるにあたって、その前にゴンとキルアそれぞれがどんな性質の念を持っているかを調べる儀式のようなことをする。
ゴンは強化系、キルアは変化系、というようにそれぞれがどこが鍛えやすくて、伸びやすい傾向にあるかというのがわかった上でその先の鍛錬に進んでいく。
そしてストーリーが進めば進むほど、性格と能力とがぴったりと結びついていてきて、なおさら、
うん、ゴンは強化系しか考えられないなとなってくる。
自分はこれはこの世界でも多少なりとも当てはまるのかなと思った。
端的に言えば向き不向きだと思う。
何をもって、向き・不向きであると言うかは大変難しそうだが、、
好きこそものの...は自分は相当にあると思うので、単に好きということでいいのかもしれない。
HUNTER×HUNTERの世界のように一朝一夕に、自分の特性を知ることができないこの世界に生きる僕らは、
それを見つけるまで、意識的に探し続けるしかないのかもしれないと思う。
そのほかにも、ゴンとキルアは僕らにヒントを与えてくれる。
ゴンは自然に囲まれて育ち、野生の動物のような幼少期を過ごした。そのため野生的な運動能力とそれを最大限に生かした道具や戦い方をする。
キルアもまた、一流殺し屋一家で育ったという彼にしかない過去を持つ。それゆえの毒や電流への耐性や気配を断つ技術を生かした戦い方を彼自身で考えて器用にやっている。
そんな才能を持つ彼らは、絶えず色々な壁にぶつかる。
壁の先に見据えるのは、
ゴンはハンターである父に会うこと。
そしてキルアはゴンと共に旅する中で、自分のやりたいことを見つけることである。
少し話が逸れるが、彼らはお互いに出会えてよかったとことをことあるごとに感謝しあう。
すごく素敵だなと思う。
彼らは壁の先に見据えるそれぞれの目標があり、それを実現するために歩みつづけるが、よく壁にぶつかる。
その度に素直に誰かに教わったり、それぞれで必死で考えて能力を高めていく。
決して適当に選ばず、わからない時は必死で考えて、何かが足りない時はそれを探して色々な世界に飛び込んでいく。
そして彼ら自身で選択する。
長くなってしまったが、ゴンとキルアから学べることは、
やりたいことをがわからないなら、探しに冒険にいく。
他人や当たり前に流されずに、自分にとって自然な選択をする。
それには自分のルーツにヒントがある。
それがわからない時は、必死で考える。足りないものがあるならまた、探しに色々な世界に飛び込む。
ということかななんて思いながら、
HUNTER×HUNTERの世界、とってもいいな。
書いてて楽しかったです。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
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