没頭
僕の趣味は没頭することを目的としていることが多いなと感じました。そして没頭とは仏教思想に近い気がしています。
僕の趣味はたくさんありますが、その中でもサッカーのリフティングをすると頭がスッキリします。リフティングをしている時は今その瞬間に目の前のボールのことだけを考えています。没頭できていない時は当然ボールを落としてしまったり、します。学生の頃サッカーしていた時はリフティングがすごく嫌いで、退屈で意味がないものだと感じていました。実際はすごく意味あると思います。
単純なものこそ突き詰めていくと面白い物が多いように、リフティングもどこにボールを当てるか考えて行うと楽しくなってきました。
仏教思想
スティーブ・ジョブズが座禅を行なって、アップルのデザインに落とし込んでいたり、海外では仏教が流行っていたりします。ヨガやマインドフルネスや断捨離だったり現代のカルチャーに溶け込んでいますね。
三法印(仏教が最も大切にしている考え方)
諸行無常 すべてのものは絶えず変化・生滅していて相続し、不滅のものは無いという考え方が諸行無常です。
ともすると、今の状態がいつまでも続くと錯覚し、こだわりを持つので、病気や死をはじめとする、さまざまな変化が起こったときに苦しみが生じるのです。無常であることを知り物事を見れは、何事にも動じず苦しむこともなくなります。
諸法無我
すべてのものは「因縁」によって生じるので、永遠に不変ななものは存在せず、ほかとの関係から独立したものは存在しない、という考えが諸法無我です。 自分のものだと思っているものも、自分の心さえも、思い通りになるものは何もないのに、自分のものだと思い込むから苦しみが生じるのです。「わたし」「わたしのもの」という執着を離れるように説いています。
涅槃寂静 煩悩を滅した涅槃の境地は安らかであるという意味です。すべての苦しみは、欲や執着などの煩悩によって引き起こされます。その煩悩を滅し去れば、静寂で安らかな世界に入れるのです。これを涅槃(完全な解脱)といい、仏教の理想であり目的でもあります。
悟りとは涅槃のことを指します。ゴータマ・シッダールタは悟りを開いたと言っていますが、弟子に正解を伝えず、自分で考えろと言って亡くなります。確実な正解はなく個人の解釈によって様々のようです。YouTubeでお坊さんが悟るとは、お経を読んでいる瞬間のみ悟っていると言えると言っていました。なので没頭し今を全力で取り組んでいる状態のことを指すのかなと僕は解釈しています。
リフティングをしている時は絶対にボールを落としたくないとも思わず、精神状態がニュートラルな状態な気がします。
正直悟るの解釈は難しいので、勉強中です。※個人的な解釈なので間違っているかもしれません。
釣り、DIY、登山、仕事、楽しいなと思うことは結構没頭していることが多いです。