PMのスキルを可視化するには
一体、自分はどんなことをどれくらいできる人なのか、仕事のスキルを言語化するのって難しいなと最近よく思います。
先日、仕事の良き仲間でもある友人たちと「PMのスキルを定義するとしたらどんな形で表現するのが良さそうか?」というテーマでお喋りしました。
ひとりの友人は「スキルカードを集めていく感じ」と表現しました。獲得スキルの種類を増やすことで横にのびていき、各スキルの習熟度を上げることで上にのびていく。まるでゲームのような面白味がある考え方です。
そして彼女はさらに、カードに出来ないそのひと固有のスキル(例えば人間性のようなもの)も仕事に大きなインパクトを与えうると付け加えました。
それをきいて、もうひとりの友人は「スキルは体積だと思う」と言います。取得スキルの種類の多さ×各スキルの習熟度×その人の人間性がかけ合わさってひとつの能力のかたまりとなるという考え方です。
なるほど。
単なる評点グラフでは全スキルを網羅できないし、コップに入った水のような体積の表現ではその人の能力が何で構成されているのかわからない。|
とても面白い考え方だと思いました。
この考えを採用するとしたら。
私たちが自分の能力を高めていくには、人それぞれ違う順番で、まだ自分の手元にないスキルカードを集めて磨き、自分ならではの人間性を強みにしてスキル体積を増やしていけばよいということになります。
「この道をまっすぐ進んで上に登りつめなさいね」という一本道ではなく、まるでジャングルジムのようなスキルアップです。それはとてもたのしそうで、攻略しがいがありそうだな〜と思いました。
社内で能力が高いとされているPMたちが個性が際立って全く異なるタイプの仕事ぶりを発揮しているのも、もしかしたらそれぞれのジャングルジムのスタート地点と登り方が異なるからなのかもしれません。
なるほどそうかも~と頷きあいながら、何杯もお茶をおかわりし、ジャングルジムに登りたくなったことや、年齢を重ねたら筋力が落ちてうんていができなくなっていてショックだったことなど、夕方まであれこれとお喋りを続け、楽しい時間を過ごしました。(私はうんてい2本分が限界です)
真面目な話を気軽にできて、絵しりとりで遊んだりもできるこのふたりをとても愛しているし、幸せだなと思いました。(こんなnoteを書いている場合じゃなかった、早くふたりとのオンライン絵しりとりslackに難しい絵を送りつけなくては!)
いつか絵しりとりの記事も書きたいと思います。