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断酒宣言!はしない

 アルコールとオサラバする切っ掛けや方法は人それぞれだろうから、一概に規定できない。100人いれば100通りのアプローチがあるでしょう。

 私の場合です。禁煙や断酒宣言は他人に一切しませんでした。まあ、途中で挫折するとカッコ悪いのが主たる理由でありますが。

 飲兵衛だった頃、休肝日は自主的に適当に実行していましたが、次の日はアルコールが抜けているので美味しいなあ!なんて呑気なものでした。

 徐々に禁酒、断酒へのモチベーションが高まり、いよいよ本格的に辞めようと実行に移したのは4年前のクリスマス。しゃぶしゃぶ食べ放題、各種アルコール飲み放題の店で、しこたま酔いました。

 最悪に気持ち悪くなりました。もどすことはなかったけど、あれが今思うと『抗酒剤』になっていたと思います。

 もう当分飲みたくない。そんな二日酔いの経験は幾度もありましたが、あの日は強烈でした。しばらくアルコールを見たくも飲みたくもない。

 じゃ、いっそ完璧に断酒しよう。

 それが始まりでした。なんてことはない単純明快な切っ掛けです。まだコロナ前だったので、ソバーキュリアスなんて概念をまったく知りませんでした。

 結果的に世の中の流れに乗ってました。タバコが淘汰されたように、アルコールも同じ道を辿りつつあると思ってます。

 アルコールのない社会を構築することは、不可能でしょう。莫大な産業であり、税収です。断酒する考えなんて微塵もない人が大多数です。ソバキュリはマイナーな変わり者集団としか見られてないのが現状です。

 生き方の問題なんですよね、ソバキュリは。シラフな人生をリセットしてみて、その変貌を楽しむ。それだけのことです。

 簡素に言えば、たかが酒、アルコールと言う趣向品を辞めるだけですから。自分自身が納得すれば、それで良いと思ってます。


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