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新車を初めて買ってみて(スマホで撮った写真で振り返る2023)

この記事は【QUMZINEアドベントカレンダー2023】の第21日目(12月21日分)にエントリーしています。


みなさま、はじめまして。あるいはお久しぶりです。竹松 和友です。

まず、最初に少し自己紹介。

現在、大学・大学院で量子化学計算シミュレーションを専攻したのち、通信キャリアに入社、主にSEとして働いてきました。

(お恥ずかしながら、大学~入社後数年の歩みは下記のnoteをお読みいただければ。)

現在は、IoT・ワイヤレス関連の新規事業や営業支援などを行いつつ、社内副業(ダブルワーク制度)を用いて、シンクタンクの月刊誌の記事の執筆・校正なども行っています。


購入のいきさつ

購入のいきさつ

2021年4月末、以前からお世話になっている方が、デミオを手放されるということで、格安で譲っていただきました。

以前乗っていたデミオ (第三世代の最終型)

ディープクリムゾンマイカ(濃い赤紫色、光の加減で茶色にも、黒にも見える)がおしゃれ。まさに、ホットハッチを愉しむとはこのことで、
大阪~軽井沢 2往復
大阪~広島  2往復

ただ、9年前の車ですので

  • 長時間運転すると疲れやすい

  • ナビが古い(交換するにも車両本体価格に対して。。。)

  • CDプレイヤーからCDが出てこなくなった

  • 運転支援機能(バックモニター、クルーズコントロール)

といった、問題が。
2023年11月が車検ということで、通すかどうか悩んみながら、マツダ車を中心に新車(あるいはディーラー中古車)を検討することに。

車種の選定

予算はおおよそ、300万円(オプション装備込み、下取りや値引きも加味)
コスパでいうと Mazda3だが、楽器やアウトドア用品を積むのは結構しんどい。(当然のことですが、デミオだとすぐに限界。。。)

CX-30もいいなー(大学以来の親友と被るが)と思っていたら、なにやら、同じ車格でMX-30というのがあるらしい。

いわゆるコロナ禍さなかにリリースされた、マツダ初のEV。なんとロータリーPHEVも発売予定(今年秋に発売)ではないか。

当面賃貸住まいなので、EVは厳しいが、ガソリンモデルもあるようだぞ。
全高が155㎝なので立体駐車場に収まるサイズ。いいですね~。

YouTubeのレビュー動画を見る
例:ハンターチャンネル MX-30 レビュー
https://www.youtube.com/watch?v=mNPTxdEdiug

よく言われるかつ気になる点

  • 観音開き扉(フリースタイルドア)使いにくそう

  • 後席狭そう

  • 燃費悪そう

このあたりを確認するべくまずは試乗してみることに。

車種を知る

自動車メーカーでは、「テクニカルレビュー」「技報」といった、刊行誌があります。メディア向けのインタビュー記事や動画や、自動車評論家のレビューもいいのですが、まずは、開発主査、デザイン主査が自ら執筆された記事を読んでみる。

3.2  心がととのう室内空間
MX-30 では心の領域まで踏み込んだ価値に挑戦した。 乗る人に安心感を与え,気持ちをリフレッシュさせ,心 をととのえる。これは,自分らしく自由に創造的なライ フスタイルを送る後押しになる。乗り込んだ瞬間から, 運転し,クルマを降りる瞬間まで,全てのシーンにおいて乗る人にとって自然体でいられるよう,空間や素材, 最新の心と体の研究に基づく機能を融合させて室内空間 を造りこんだ。

MX-30 の紹介 竹内 都美子 ほか  マツダ技報 No.38(2021)
https://www.mazda.com/globalassets/ja/assets/innovation/technology/gihou/2021/files/2021_no002.pdf

偶然にも、2023年のテーマとして「ととのう」「ととのえる」を掲げていた私。なんと、「ととのう」をテーマにした車とは。

インテリアデザインにおいては、「素材にこだわる」どころか、デザインの出発点に「素材」があるという、ぶっ飛んだ感じ。

今回コンセプト面からも注力したのがインテリア素材 の革新である。クルマの内装は基本さまざまな表面加工 された樹脂系で構成された空間に,ファブリック系や革, 金属,時として木材があるというのが定石である。更に, プロセス上どうしても,パッケージ~形状~素材の順番 に開発がスタートしフィックスしていく,この素材によ る体験やプロセスを大きく変えることを目指した。ター ゲットカスタマーには環境対応や素材のもつキャラク ターがデザインの一部として認識されることは確信して いた。先行開発段階からスタートした素材開発は,心に 優しい素材感があり環境対応の配慮も含めた素材の物語 があるという視点で検討をしている。具体的には揺らぎ を感じる表情や触感による自由さと,素材自体の物語も 含めた今を生き抜く賢さのイメージが感じ取れることで ある。(中略)テーマ開発時は和紙の採用も視野に入れ,石州和紙 の工房で紙漉きの挑戦も行い,そこでの試作を理想の素材感のターゲットとして設定している。また PET のリサ イクル繊維はデニム調の黒ファブリックにも質感と風合 いを考慮し約 20%の割合で採用した。これらにより,ク ルマへの内装材へのリサイクル材採用の可能性を示して いる。

MX-30 のデザイン 松田 陽一  マツダ技報 No.38(2021)
https://www.mazda.com/globalassets/ja/assets/innovation/technology/gihou/2021/files/2021_no001.pdf


カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、さらには、ネイチャーポジティブというキーワードが少しずつ浸透し始めている昨今ですが、「自動車」という、環境負荷の高い工業製品の、「目に見える」「手が触れる」部分に再生可能素材を用い、かつ、地元中国地方の素材(和紙)のイメージが重なっているところに、いたく共感。

最後に、友人に誘われて伺ったイベントでお会いし、一度お話しした自動車評論家の方のレビュー

ということで、第41回 2020 – 2021 日本カー・オブ・ザ・イヤーに新設された、デザイン・カー・オブ・ザ・イヤーを(https://www.jcoty.org/record/coty2020/design/)受賞していたことも決め手となり、購入決定。

(試乗してみての感想や購入直前のハプニングなどありましたが、一旦省略)

オーナーになってみて良かったこと

1.解放感

ドアを開けると、

海辺や湖畔で前後左右の扉を全開にすると、すごい抜け感
シートのサポートや合皮の肌触りもよく、リラックスできます。
のべ20人ぐらいの友人・知人に同乗いただきましたが、評判は上々。

2.絵になる

どこに行っても不思議と絵になる「近未来的」フォルム


荒川 葛西橋
ふもとっぱらキャンプ場(CX-30との並び)

3.意外と積載性がある

400Lのラゲッジルーム。Cセグメントの中ではやや小さめですが、電動一輪車(EUC)が5台載りました。

今年は東京→大阪の引っ越しと都内での引っ越しという、1年に2度本格的な引っ越しをしましたが、この積載性に大変助けられました。

あとがき

まだまだ話しつくせない、魅力がありますが、「ちょっとした不便」を愉しむことによって、日常に「心地よさ」と、非日常的に「アクセント」を入れてくれる、そんな愛車です。

納入後7か月ですでに約9500km走行。
明日も500km走ります!早くも10000kmが見えてきました。

人生はロングドライブ。
リアルなドライブもちょっと個性的な彩を!

それでは皆様

Happy Horiday!
良いお年を!

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