暇な人にとり行きやすい場所・図書館
退職者は図書館へ…(10年4月31日)暇つぶしには図書館が一番だ。用事がない時、近くの図書館に出かける。新聞、週刊誌、雑誌を読んでいると、時間が経つのを忘れる。「もう閉館ですけど」と注意されたこともある。
私が浦安に引っ越して来た時は、図書館が一つしかなく、本も少なかった。1983年に新図書館がオープンすると貸出し冊数500万冊突破の最短記録をつくるなど急成長を遂げている。
よく利用する図書館は数ある中の分館。ラウンジ(喫茶・休憩室)はないが館内は中高年の男女であふれ、ソファーを探すのが大変だ。「暇な退職者にとって行きやすい場所が図書館」という説には共鳴できる。
渡辺淳一さんが週刊新潮に連載中の「あとの祭り」(295)「定年後はどこへ」を読む。「いま、午前中の公立図書館は高齢者であふれている」と書いているが、そのとおりだ。午後は外回りのサラリーマンが多い。