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表紙絵と題字は念願の素適な手書きで
同級生が自費出版した「天女伝説の郷 綾織史」が届く。手紙に「好きなところからどこからでも読めるようにしました」とある。面白いので夕食も取らず読み続ける。力作だった。
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表紙絵と題字は50年前からの付き合いで、長い間書道と絵を研鑚されている友人に依頼。前遠野市長(同地区の同級生)と前遠野文化研究センター所長がお祝いの言葉を寄せている。
彼女は「専門書ではないので」と謙遜するが、貴重なデータと豊富な写真がそろっていた。ここでは綾織史からそれて、彼女の母親(聞き取り協力者の1人)の話を二三紹介する。
「新米はやっぱりうんめえな。漬物だけでいい」(同感です)。当時の親は家で働かせるか17、18歳で嫁にやるのが普通。この時代「牛を買うか、嫁をもらうか」と言われたそうだ。
ある時、チャイナ服を着た女の人を見て、いろんな人が遠野にいることを知る。隣の教会には外国人の女の人がいて幼稚園の先生だった。終戦前パーマネントの店は遠野になかった。
彼女の略歴 令和4年度 佐々木喜善賞 論文受賞。幼稚園、保育園、児童館勤務。郷土情報誌スタッフ、読み聞かせボランティア。雑文書いている自分が情けなく思えてならない。