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訃報は私のミスで決着、不満はある⁈
皆様に感謝(07年5月10日) 定年を迎えるに当たり会社、そしてともに業務に励ん皆々様に感謝を申し上げます。
在職中の思い出を…。編集局を16年間陣頭指揮された岡崎文樹さんは、気さくなお方でした。2人でエレベーターに乗ると「いいものを見せてやるよ」。何かと思ったら、関根恵子さんのヌード写真でした。
岡崎さんは昭和62年7月13日、心不全でお亡くなりになりました。日刊の訃報は63歳となっていますが、これは間違いで、正しくは64歳です。
共同通信と校閲部に、63歳ではなく64歳と訂正。共同通信の訂正原稿と、早版で64歳を確認し退社しました。ところが翌朝、紙面を見ると面移動で最終版は「63歳」でした。
校閲部長の内藤勉さんに「岡崎さんは、こういうミスが一番嫌いだったよねえ」といわれたことを、昨日のように覚えています。
※定年の挨拶は「先輩、後輩に感謝」みたいなものが多い。私も見え透いたことを書いていた。訃報は、私のミスで決着した。当然、不満はある。