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新会長の見出しは幻に、勇み足だった
新聞を読み始めて60年以上になる。最初は岩手日報、次が河北新報、現在は朝日新聞だ。地方紙、ブロック紙、全国紙の順番で新聞を変えてきた。「まだ朝日読んでいるの」という人もいるが気にしていない。
13日付朝日の天声人語、書き出しは「こんなクイズがある」だった。読んでいない人のために紹介する。
「父親と息子が交通事故にあい、二人とも大けがをした。救急車で別々の病院に運ばれ、息子のほうを担当した外科医は顔をみるやいなや叫んだ。「これは私の息子です!」。一体どういうことか。
(今回は無意識の偏見について触れている。答えはあえて書きません)
12日の一部夕刊紙に、川淵新会長の見出しがあった。速報に劣る新聞の勇み足、締め切り時間の弱点(?)が露呈していた。