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東大合格も進学先は気象大学校だった

中学の修学旅行は東京。前日「明日は東京か」と緊張して眠れなかった。思い出は「東京タワー」「上野動物園」。バス移動のとき教頭が「あれが赤門か」と言っていたが、チンプンカンプン。

修学旅行終了後、東大のシンボルだと分かった。数年前にその赤門を通った。本郷キャンパス内でスケッチ。安田講堂、三四郎池を描いた。観光客が多く訪れて、人気は東大赤門のようだった。

高校2年になると息子の進路説明会があった。最近10年間の学年別データを見る。年間の校内テストの総合点と、合格大学名、進学先などがあって、校内順位でどの大学に入学可能か判断できた。

トップの生徒は文句なしで東大合格も、進学先は気象大学校だった。「もったいないことをする人もいるんだ」。25年以上も前そう思った。私は気象大学校の素晴しさを全く理解していなかった。

AERAdot.によれば「2021年の東京大入学辞退者数は9人。辞退者のほとんどは他大学の医学部へ進んでいる。なかでも慶大医学部の人気が高い。この傾向は半世紀近く、変わっていない」という。

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