古い壁掛け時計を1時5分にしておく
壁掛け時計が3時間ほど遅れる。電池交換しない場合どんどん遅れ、やがて動かなくなる。これまで安物ながら正確に時を刻んできた。まだ使えるが電池切れと同時にお役御免となる。
年代ものなので秒針の音が少し高い。日中は気にしないが深夜は慣れるまでが大変。今は子守唄みたいな感じである。不整脈(心房細動)で悩む私をしり目に遅れながらも規則正しい。
小さいころ決め事があった。柱時計のネジを巻く。祝日に日の丸を揚げる。祖父の手足の爪を切る。特に柱時計のネジ巻きは日課で進んだり遅れたりしたが、止めることはしなかった。
電池切れの壁掛け時計はそのままで。時刻は時計店で見かける10時10分では芸がない。女医が「私の時計で(午後)1時5分です」と頭を下げた時刻にしておこう、なんてバカですね。
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