熊本県内で、 最も古い神社の一社【国造神社】熊本県阿蘇市

国造神社(くにのみやつこ じんじゃ、こくぞう じんじゃ)は、
熊本県阿蘇市一の宮町手野に鎮座する神社です。

旧官幣大社阿蘇神社の北方に鎮座するため、北宮と称されます。

延喜式内社で、旧社格は県社。

國造神社は、延喜式神名帳に肥後国は四座
(健磐竜命神社・阿蘇比咩神社(現阿蘇神社)、国造神社、疋野神社)が
記されていますが、その四座のうちの一座であり、熊本県内において、
最も古い神社の一社です。

肥後国誌によれば、
崇神天皇の代に速瓶玉命が肥後国造に任命され、
景行天皇十八年、御子・惟人命(彦御子神)に勅せられて、
阿蘇国造の神としてこの地にお祀りされました。

父親である阿蘇神社の主祭神健磐龍命と共に阿蘇の地を開拓し、
農耕・植林・畜産などを指導したとされる
速瓶玉命(はやみかたまのみこと、初代阿蘇国造)を主祭神とし、
御妃、御子息の合わせて4柱の神を祀る。

御祭神
速瓶玉命(はやみかたまのみこと)
阿蘇神社主祭神、健磐龍命の子。阿蘇国造大神。
阿蘇神社では十一宮に奉斎。

雨宮媛命(あまみやひめのみこと)- 速瓶玉命の妃。
蒲智比咩命(かまちひめのみこと)、海神の女神。郡浦神社主祭神。

高橋神(たかはしのかみ) 速瓶玉命の第二子。

火宮神(ひのみやがみ) 速瓶玉命の第三子。

ご利益
開運全般・金運など

鎮座地
熊本県阿蘇市一の宮町手野2100

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