見出し画像

カラフルとシュールな世界は1度見たらやみつき

新しいマガジンを始めます。その名も、
『大好き手帳(ときどきマニアック)』

私の愛してやまない物、人、趣味、世界を、思うままに紹介するコーナーです。

以前、創作大賞のあとがき記事で予告していた通り、既にスタートしている
・空回りファミリーキャンプ
と合わせて投稿していきます。



第1回大好き手帳テーマは

初回はセーラームーンの世界と思っておりましたが、予定変更。

第1回は『びじゅチューン!』です。


2013年から10年以上続くNHKの人気番組コーナーなので、既にご存知の方も多いかもしれません。

初めての方に、この魅力をお伝えするには……とにかく見てもらう他ありません(文章で説明しようよ)笑

シュールが好き、ポップなテンポが好きな方は夢中になるはずです。まず、見て下さい。

【鳥獣戯画ジム】
出典 : NHK公式youtubeより埋め込み

初めて見る方は1度見たらやみつきになるかもしれません。中毒性にご注意下さい。


なぜこんなにも惹きつけられたのか?

こちらのびじゅチューン映像はアーティスト井上涼さんが
・作詞
・作曲
・歌(声入れ)
・アニメーション
全てを担当されています。

1つのタイトル映像を作るのに約300~500枚の絵を手描きされるそうです。なんという熱量!!

300~500枚描くだけでも大変なのに、歌詞を作り、歌う(音入れ)もご本人が全て行っているのです。

すごくないですか?

びじゅチューンは毎週1回の放送ですが、およそ月に1度くらいで新作が発表されます。(井上涼さんのXで新作の放送回が分かりますよ)


私が『びじゅチューン!』に惚れ込んだのは、アーティスト井上涼さんの作品にかける情熱に心打たれたのが1番の理由です。

他にも
・ゆるっとしたキャラクター
・カラフルな色合い
・耳から離れないメロディー
・ユニークな歌詞
などなど

挙げはじめたらキリがありません。

ちなみに『びじゅチューン』に出てくるキャラクターは、他のタイトル回にもちょくちょく出演してきます。

推しのキャラクターを見つけると「あのキャラが出てる!!」とテンションが上がるかもしれません。


美術作品の入り口に

私は今まで美術館、博物館があまり好きではありませんでした。

歴史の背景や美術作品に疎く、心から楽しむことができないからです。自分の知識の無さを痛感するようでした。

でも、『びじゅチューン!』に出会ってからというもの、歌で知った美術作品の本物を美術館や博物館で見たいと思うようになったのです。


『びじゅチューン!』を制作されている井上涼さんも、もともとは美術作品を見るのが苦手だったとのこと。

美術作品には「よく理解できないけど敬わなければいけないムード」があるように思い苦手でした。

びじゅチューン!DVDBOOK P76より


知識が無いからこそ、何となく美術作品を敬遠している人も楽しめるように作られたのが『びじゅチューン!』なのです。

その結果、たどり着いたのは美術作品を見て思ったことをそのまま形にすることでした。「なんかデートの待ち合わせみたい」とか「見返りすぎてもうドリルみたいなのでは」とか

びじゅチューン!DVDBOOK P77 より


もちろん、美術作品ごとに作者の込めた考えというのがあるので、それには敬意を払わねばなりません。でも美術への入り口はみんなが思っているよりずっと自由でおおらかなのだと今の私は考えるようになりました。

びじゅチューン!DVDBOOK P77 


今まで歴史の教科書や資料集で見てもなかなか興味を持てなかった美術作品も、井上涼さんの言葉のように「びじゅチューン!」を入り口にすると、肩の力を抜いて楽しめるかもしれません。


個人的に好きな作品ベスト3

2013年から続いている『びじゅチューン!』には、たくさんの名曲(作品)がありますが、私が勝手に好きな作品ベスト3をご紹介します。

【私のスキ第1位】
何にでも牛乳を注ぐ女
出典 : NHK公式youtubeより埋め込み

【私のスキ第2位】
お局のモナ・リザさん
出典 : NHK公式youtubeより埋め込み

【私のスキ第3位】
ベーカリー空也
出典 : NHK公式youtubeより埋め込み

大人、子ども関係なく美術作品の入り口として『びじゅチューン!』の世界、楽しんでみませんか?

本放送では、美術作品の分かりやすい解説もついていますよ。

びじゅチューン!【NHK Eテレ】
本放送 毎週(金)よる11時50分
再放送 毎週(日)よる7時50分

この情報は2024年8月時点のものです

この記事が参加している募集

いただいたサポートは、種と珈琲豆を買うのに使わせていただきます。