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【涼宮ハルヒの劇場】読書感想文
発売日に購入した人のネタバレ満載の読書感想文!!!
内容も挿絵もすごかった!(語彙力)
この感想文を出したときはまだまだ先だなぁと思ってたいけど、時がたつのははやい…
ネタバレ アルヨ
/ ̄ ̄ヽ ̄ ̄\
∠ レ. | ⌒ヽ
\__ノ丶 .)
.(_と__ノ⊂ニノ
涼宮ハルヒの劇場
1ページ目から我々の頼みの綱であるキョンが状況を理解できていない場面から始まる(いつもか)
ただ、2ページ目まで進んだところでハルヒとSOS団が勇者とそのご一行になっていることが語られる。
涼宮ハルヒの思い付きによる行動には慣れていたのでみんなで部室でゲームやっている比喩的な描写かなと思いきや、次第にファンタジーの中の世界に転生(?)していることがわかってくる。
ハルヒと一緒にいると異世界・平衡世界等に飛ばされることはザラなので…ちょっと慣れちゃった…なんだかんだすぐ出られるよね~と冒頭では感じていました。(フラグ)
「王様に魔物退治と王女の奪還を頼まれたのに最初の路銀がケチ」、「自分たちも困っている魔物を退治するために必要な道具を渡す前に謎にお使いをたのむ重要キャラ」というRPGあるある問題に堂々と立ち向かうハルヒ(・∀・)イイネ!!
そのもらった路銀で豪遊するのもまたハルヒらしいなぁと。
最後はいろいろすっ飛ばして魔物の城ごと吹っ飛ばした結果、人質の奪還に失敗しペナルティとして別の世界に飛ばされることに…
次の世界は宇宙戦争の起こっている時代で、依頼国の敵国の撃退と敵国にさらわれた王子・王女の奪還が終了条件になる。
ハルヒがてきとーに指した場所が進行中の敵国艦隊のど真ん中なのはさすがの一言ですとも(`・ω・´)
ただまたミッションは失敗…
次はカウボーイの時代にタイムスリップして早打ち一騎打ち対決!?と思いきやハルヒの世界改変能力が爆発し撮影のセットということに…
そのままスタジオの外に飛び出しギャングとの(イカサマ)ポーカーに魔法使い長門の力で勝利(๑•̀ㅂ•́)و✧
ここで長門の魔法使い姿と杖等に強烈な既視感を感じたキョンと古泉、ただ思い出そうとすると記憶に靄がかかりその後すぐに忘れてしまっていた…
すぐ出られるよね~と思っていた読者の予想は裏切られ、ハルヒが世界を改変した後から「ミッションインコンプリート」という天の声もなし…
ついにSOS団の異世界旅もナレーションベースに( ´∀` )
3人娘の十二単、ヴァンパイアハンター姿は特に見たかった…
何しろ今回の挿絵のお嬢様方はとってもとってもとってもとっても麗しかったので…
ぜひ…いつか…ご慈悲を…お願いします…(人>ω•*)
一つ転機が訪れたのは、海賊船に乗ってひましていた時。
キョン、古泉、長門といういつもの人々で今の状況の整理と誰が犯人であるかを推測スタート!
今の状況については整理できたものの仕掛けた犯人はわからず。
そして既視感について深堀しようとすると罠にかかるというトラップ付き。ただ、脱出への重要な伏線になっていた👍
それはそうと、私も長門ちゃんにポケットの中に「remenber me」の紙切れを入れていただきたいです。
海賊船で奇襲を仕掛けて失敗したのち、移ったのはギリシャ神話の世界。
3人娘の神に扮したイラストはもうこれを見ただけで力が湧いてくる素晴らしさ。これを見るためにこの本を買っても損はしない(断言)
海賊船で話した内容は気を抜くと忘れてしまうが、長門ちゃんの工夫のおかげで覚えていられたキョンと古泉。
そして、特別な力を行使できる環境を待ち望んでいた長門が元の世界に戻れるように段取りを整えてくれる。
最後はいつも通り長門の力に頼ることになったけれど、道中では長門も完璧に今の状況を理解できていたわけではなかったため、3人で協力(?)して脱出に成功したというのは新たな展開でよかった。
脱出後、風船が空に飛んで行ってしまったのはちょっと悲しかった…
結局作中では最後までこのロープレ世界との一体化計画が誰によって引き起こされたのかはわからず仕舞いだった。
最新刊まで読んでいる読み手としては天蓋領域か!?と思っていたのでいつか伏線が回収される時を楽しみにしてる!
現実世界に戻った際にほとんど異世界の記憶を失っていたことからもしかしたらSOS団は忘れているだけで度々こういった事態に巻き込まれていたのか!?というあらぬ考察が私の中で湧いてきてしまった…
認識していないだけで敵(?)はずっといたのだなぁと。
つい1冊分なので長々と書いてしまった…
続編も待ってますワクワク♪o(・ω・o)(o・ω・)oワクワク♪