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【大逆転裁判2ー成歩堂龍之介の覚悟ー】クリア感想
ネタバレ注意!!!
★逆転裁判123クリア済み&比較部分もあり
クリア時間
約25時間くらい
ちょこちょこ遊んでた影響もあると思うけど、1より長く感じた!
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ゲーム性
システム
・調査パート
従来通り!
調査が2回以上あるストーリもあってよかった。
・探偵パート
ホームズさんの先の見えすぎている推理をもとに、真実を探す。
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良い言い方だ…
・法廷パート
大逆転裁判1から変化なし!
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感想
今作は大英帝国の司法の闇に立ち向かう!という都合上、自分たちで証拠を見つける必要があることもあって、調査パート多めで楽しかった!やっぱり見つけた証拠多めで戦いたい!!!
今作の目玉である最終弁論が登場回数少な目な気がしてちょっと寂しかった。
ゲーム内容
| |∧∧
|_|‐ω‐`) ネタバレ アルヨ
|柱|.⊂ノ
| ̄|-J
第1話
@日本
1話でアイリスちゃんのお父さん(仮)を殺害したジェゼール・ブレットが殺害された事件。前作の時は「こいつ〜(●`ε´●)」と思っていたけれど、裁判で男装の寿沙都ちゃんを見れたので許します。
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また、新たな毒薬が出てきてタイヘンだ…なぜ、そんなに毒薬を開発しているのか!今後につながるのか!と思っていたけど、そうでもなかった…
ジェゼール・ブレットに対する日本政府の対応に疑問を抱いた記者が起こした事件。確かに、私も歴史を勉強したとき治外法権の話を聞いて「うーむ」となったことを思い出した。ただ、その一方で、ジェゼール・ブレットが主張した『「覗き見」と「報道」の区別』については、とても考えさせられた。知る自由!と言えば何でもOK感もあるけれど、それは果たして報道なのか、のぞき見なのか…。誰がその2つを区別するのか…。じっくり考えたい問題だなぁと思いました。
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そして、ついに明らかになったジェゼール・ブレットの本名「アン・サッシャー」!!!本名は意外とシンプルなのだなぁと。
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第2話
@大英帝国
釈放された翌日にまた逮捕された夏目漱石さんの不運極まれりな事件。
そういえば、1の時の「あの下宿は呪われている」発言とか、ガリデブ夫さんの「あの事件のせいで借り手がつかない」発言。それ伏線だったのね。
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きっと世界記録だよ!
前作の感想の時に、漱石さんの事件と全体のつながりが見えない…的なことを言っていたけど、前回の事件の被害者と漱石さんの住んでいた部屋の因縁が全体の流れに大きくかかわっていたとは…意外と世間って狭いんだな…
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ガス泥棒について、昔は大きさだけで判別してたから氷硬貨大作戦が成功したのだろうな。今はどうやって真偽を判別しているかキニナル!
あと、ガス管に息を吹き込んで判別する方法、やるほうも結構命がけだな…
事件の原因になった強盗が盗んだ首輪「B」の紋章だったから、バロック・バンジークスか、バスカルビの犬!?血まみれだぁ……
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第3話
@大英帝国
万博で行われた実験で瞬間移動装置のお披露目中、出資者である、エライダ・メニンゲンが殺害された事件。結局手品だったけど…、ドビンボー博士!!!瞬間移動実現させてよo(≧口≦)o
ドビンボー博士がバンジークス卿の友人だった!という事実も良き。友人を尊重するために、あくまで実験は成功だった!と主張してくれていたのは優しさだったのかな。(成歩堂が打ち崩しちゃったけど)
ただ、その過程の中で己の技術にこだわるあまり現実が見えなくなってしまっている様子も鮮明に描写されていたから、そこは気を付けないと!と思った。
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装置を作成したイーノック・ドレッバーが、過去に見たものを利用して監察医のドクター・シスを協力させたというのが真相だったけれど、てっきり2人とも白髪&グーロイネちゃんも白髪だったから、夫婦or兄弟!?と思ってました。
誰だぁ!グーロイネちゃんのお父さん!!!(解剖の危機はあるけど、嫁に…)
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マダムローザイク、適度なミステリアス感があって良き。最後の展開で本物を作るために何でもする。の何でもが怖くなりました(でも、それがイイ)
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挿絵のサインと契約書のサインが一緒なの、指摘する段になるまで気が付かなかった。こういう伏線に早くから気が付ける人間になりたいものです。
そして生きとったんか!亜双義!!!うれしい!!!
ただ検事側!!!狩魔持ってたから、「将来敵(笑)」とか言ってたのが的中しちゃったじゃん!!!
第4話・最終話
@大英帝国
話がつながってたので、まとめて!
行方不明のミテルモン氏、詐欺グループの赤毛連盟、10年前のプロフェッサー事件、死神。新しく起こったことも、これまでの因縁もすべてが総決算される事件の最大の引き金は、グレグゾン刑事の死( ノД`)シクシク…
大英帝国に来てから、すべての事件で不機嫌ながらも協力してくれたり、アイリスちゃんにはやたら甘かったり、何気にジーナちゃんの面倒も見てたりと、いい紳士だったのに…
全然画像出てこないから、生きてるオチを願ったのにちゃんと死んでた。しかも、遺棄される前近くにいた…すべての事実が胸を締め付けてきた…
グレグゾン刑事安らかに…
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この流れで一番インパクトが強かったのが、やっぱりミテルモン夫妻。ミテルモンさんからゴシップへの変貌ぶりにも驚いたけど、エンドロールでミテルモン夫人が、ミテルモンさんと赤髪×2とトリオを結成しているのを見て「まあ素敵!」とおっしゃっているのを見て、すごい夫妻だなと。
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まあ、すべての黒幕であるヴォルテックス卿は思った通りというか、最初から「やらかしそうやなこの人」と思っていたので…特に驚きもなし(笑)
ただ!慈獄判事(サイバンチョ)!!!お前は別だ!結構びっくりしたんだぞ!!!
そして!ホームズの助手はあなただったのか!御琴羽悠仁!!!あの推理の訂正ご苦労様でした…!
グレグゾン刑事とワトソン博士の殺害は計画された交換殺人で、亜双義とアン・サッシャーが実行犯で、指示はヴォルテックス卿と慈獄判事。このことを踏まえると、1の1話でよく成歩堂に無罪判決を出したなぁ…
ん?確かあの時、御琴羽教授が自分で弁護をするようにって…。御琴羽教授全部知ってた!?Σ(っ °Д °;)っ
結局10年前の事件は、亜双義父がいち早く真相を見抜いて決闘で本物プロフェッサー(バンジークス兄)を殺害。で、偽装した証拠で亜双義父に罪を着せつつ、逃亡計画を立てるも失敗…。バンジークス卿と亜双義は共に憎悪と疑問を持ちつつ生きてきた。
その決着をつけたのが、亜双義が見出し、バンジークス卿が認めた成歩堂!!!いい展開だ。
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操作する人ポンコツでごめんだったよ……
ただ!しかし!黒幕に自分から罪を認めさせられず、女王陛下とかいうチートを使ってしまったことが悔しい……ボルテックス卿が推し進めてた科学捜査がもっと早くに普及していれば確実な証拠を鼻先に突き付けられたのに!
むぅ(# ゚Д゚))
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でもこれがないと認めさせられなかったのはとても悔しい。
アイリスちゃんの出生もしれっと明らかに。バンジークス卿、言わないけどアイリスちゃんを猫かわいがりしそう(笑)
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そして、最後に成歩堂についていきたいすさとちゃんo((>ω< ))o
けなげでかわいい(/≧▽≦)/
成歩堂龍之介!そこかわれぇぇぇぇぇ
まとめ
全体像が明らかになった後の感想としては、イーノック・ドレッバーがいなかったらひとまずすべて丸く収まっていたのでは!?と思っちゃった……。
でも、10年経ってから真相を知るワトソン博士とグレグゾン刑事を殺害した事実を見ると、イーノック・ドレッバーが見ていようがいまいが最終的な結末は何も変わらなかったのかなと思いもしました。
印象に残った話題を2つほど。
1つ目はやっぱり最終話の亜双義。すべてを決めつけて進めている感じがとても伝わってきて、「検事としてそれはいかがなものなのか」と感じた。ただ、話を聞く限り亜双義父を裁いた時のバンジークス卿もこの時の亜双義みたいな状態だったのかなと。怒りと憎しみとか諸々の感情で目が曇って真実を見つけられない。私も思い込むと意外と軌道修正しにくいタイプなので感情が不安定な時こそ、冷静になることを心掛けて過ごしていきたいと思いました。(感想文)
2つ目はイーノック・ドレッバー。優秀な科学者だったけれど、タイミングが悪かったせいですべてを失ってしまった人。優秀だったからこそ、間違った理論を主張している人が許せなくて、手品にも協力した的なことを裁判で語っていた。でも、結局今度は自分がエライダ・メニンゲンにされたのと似たようなことをドビンボー博士にしてしまった。
自分がやられて嫌だったことを他者に対してしてしまうと、新しい昔の自分が生まれてきてしまって、無限ループに陥ってしまう危険性を持っていることを改めて実感した。
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とても続編がありそうな終わり方だったので、待ってます。
私たちから見ると!狩魔!成歩堂龍之介の!手元に残ったままだよ!!!
成歩堂と狩魔が和解しちゃう(笑)
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というか、苗字って明治の後に新しく作れたっけ
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司法をテーマにしたゲームということで、普段あんまり考えない内容について深く考える良い機会になった気がする。
逆転裁判4,5,6、逆転検事1,2も今後遊んでみたい!
素敵なゲーム体験をありがとうございました!!!
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