愛の不時着を なぜこんなにもおすすめされるのか その1
みなさま、こんばんは。日本ときめき研究所のけいこです。
ご無沙汰しておりました。自粛期間の4月はほぼ毎日更新していたのですが、5月になってからバタバタバタとしておりました。もう毎日更新、とはいきませんが、ゆるーく自分のペースで書いていけたらと思っております。お付き合いいただけたらうれしいです。
さて、本日はタイトルの「愛の不時着」について。
みなさまご存知、長いことNetflixで1位になっている本作。観られました?
本noteはタイトルの通り、観てない人がたぶん一度は思っている疑問「なんで(観た人が)こんなに観ろって勧めてくんの?」ということが少しでも解消する(=要するにちょっと観たくなっちゃう)、そしてすでに観た人は「そう!そう!そうなんだよ!!」という共感が生まれたらいいなと思い書きました。
ぜひともあの感動を共有できたらと思っております。♡いただけたら励みになります。よろしくお願いいたします。
はじめに
さて、この作品。
最初は一話ずつ、と思っていても、途中から止まらなくなって、後半駆け抜ける人続出するんですけど、観てない人に「何がいいの?」と聞かれたら、一言で言えないから困った作品。だから魅力が伝えられないし、その場にいる観たことある人だけ盛り上がっちゃって、結果、観てない人が余計に遠のいちゃうっていう...。
私も、何がいいんだろう、全部いいのよ!という自問自答を重ねながら今日まで来てしまったのですが(大げさ)、この度、愛の不時着がなぜこんなにも私たちの心を掴んで止まないのか、ということについて、どうでもいいだろうけど解剖していきたいと思います。
前置きが長くてチョンマルミアネヨ(本当にごめんなさい)。
おおまかにあらすじ
韓国の財閥令嬢のユン・セリは、自身もアパレル会社を経営するビリオネア。美貌と知性と富を兼ね備えた恋愛ゴシップも常連の彼女が、自社ブランド・セリズチョイスの最新スポーツウエアを試着してパラグライダーをすることに。絶景に心癒されながら風に乗っていたのもつかの間、なんと突然の天候不良に見舞われ、パラグライダーごと飛ばされ不時着してしまいます。
気絶して木の上で目覚めたセリは、たまたま通りかかった軍服の男性、リ・ジョンヒョクに助けを求めます。でも男性の様子がどうもおかしい。尋ねるとそこはなんと、北朝鮮と韓国の軍事国境線。ジョンヒョクは北朝鮮の軍隊なのでした。不法入国のセリを捕まえようとするジョンヒョク、一刻も早く韓国に帰りたいセリ。お互いの弱みを握って交渉するものの...
というのが、超絶ざっくりな一話のあらすじ。
ここから、韓国に帰りそびれたセリと、セリをかくまってることがバレたらやばいジョンヒョクが協力しあって、あの手この手でセリの帰国を試みるのですが、ことごとく玉砕。北朝鮮の軍隊の闇も垣間見えながら、いつしかふたりが心を通わせて、国境を超えた大恋愛に発展していく...というのが、大筋のストーリーです。
はい、そこは韓国ドラマ。絶対ありえないでしょ!な展開なのに、なぜかどハマりしてしまうハラハラドキドキの素晴らしいストーリー運び。あらゆるカルチャーのときめきを研究してきた私たちも、思わずうなる、すんばらしいときめきのシーンが散りばめられています。
理想の男 リ・ジョンヒョク
さて、この作品を語るにあたってまず紹介しなければならないのが、この北朝鮮第5中隊隊長リ・ジョンヒョク。ええ、これが、とんでもない魅力にあふれる男なんです。
まず、顔天才&小さい。背高い(184cm)。スタイル最高。
そう、泣く子も黙るヒョンビン様が演じとる。あかん。興奮して言葉遣いが思わずオタクになってまう。
この髪型がこんなにかっこよく見える人他にいますでしょうか?
容姿だけでなく演技も天下一品。真剣な表情、はにかんだ笑顔、幸せに満ちたお顔、怒りの波動、美しい涙...。韓国ドラマって俳優さんのアップのシーンめちゃ多いのですが、なんていうか、アップが全然しんどくないご尊顔。むしろ、ずっと観てたい。オーラがある。もうとにかく形容し難いけど、まずそこが最高すぎるということを一番に書いておきたかった、ただそれだけ。
設定が神すぎる
そんなヒョンビン様に演じさせたらヤバすぎる最強の属性があるんですが、それが「ええとこのおぼっちゃま(無愛想)」。
まさに愛の不時着では、この最強のジョブを演じてくれてるんです。
そう、この第5中隊隊長は、会社で言ったら係長くらいの立場で、序盤、いや〜な少佐にいびられたり、濡れ衣着せられちゃったりしちゃうシーンも。
でも実は、この人がとんでもねー人のご子息だったりしちゃいまして。いじめを全部きれいに回収していきます。さすがっす。
そう言われれば、どおりで!の身のこなし、あふれる品格。いろんなものを抑制されまくっている軍服を着ていてもなお、制御するどころか増幅されてしまう色気。すごいです。世界の宝ですね、ヒョンビンは。
そんなわけで、ヒョンビンにやらせたら右に出る者はいない「ええとこのおぼっちゃま(無愛想)」を演じてくれてるわけで、これだけでもお恵みなのに、そのジョンヒョクが、
・仕事できる:信頼できる上司すぎる
・あんまり笑わないけど時折見せる笑顔の破壊力ぱない
・死ぬほど優しい
・ピュアッピュア:恋愛経験値ほぼ0
・ピアノ弾ける:しかもうまい
・強い、とにかく強い
という、なんしか、女子が好きなステータスをカンスト(=上限値MAX)しとんですわ。
顔天才がな、命がけですんげー速度のバイク乗って助けに来てくれたり、ほんで銃撃戦も本場ロシアで(ヒョンビン様が)学んだだけあってモノホンの構えで様になっとたり、ヤクザ50人くらいいるところにビビりもせず体一つで乗り込んでってこてんぱんにしちゃったりしてな、すんげー強いんですわ、リ・ジョンヒョク。
そんな強くて完璧で一見、あまり心の内を見せないリ・ジョンヒョクが、セリへの好意に気づいてからは、好きが止まらなすぎて思わずキスしちゃったり!甘えてきちゃったり!涙流しちゃったり!しちゃって!なんなんだこれは!かわいいが大暴れしとる!!
そうなのだ。リ・ジョンヒョクはかっこいいもかわいいもパラメータ振り切ったとんでもない女子の大好き男性像なのである。
このね、かっこよくて強くてかわいいっていうのに、女性はとても弱いと思うのです。いわゆるギャップ萌えってやつです(日本ときめき研究所調べ)。
いや、この彼の可愛さの描写が実にすんばらしいのです。最初はかっこいいをたくさん積み上げていって、後半で韓国ドラマらしい、本当に細かい日常の一コマを丁寧に重ねていって、このジョンヒョクの誠実さ、一途さ、セリへの愛を感じさせるシナリオに、もうたまらないときめきを感じてしまいました。あとね、不屈の男ジョンヒョクが、セリを大切に思うあまりに身を引こうとしてでも離れたくなくて涙して苦悩するシーンとかね。自分の好きな男子が、自分のことで思い悩んでくれるの大好きだからね女子は。だいたい少女漫画でも鉄板のシーンだからねこういうの。わかっちゃいるけどときめく。どんだけ私のことが好きなのー!ジョンヒョクーーー!!(注:私のことが好きなのではない)
はい、というわけで、まずはリ・ジョンヒョクという男性にときめきが止まらないので、とにかく観て欲しい、ということであります。長い。
ちょっとまだ言いたいことの半分くらいなのだけれども、長くなりそうなのでいったん今日はこのへんで。え待って、違うの、これだけでも観たくなったら観てもらってもいいんだけど、まだまだ魅力がとんでもないドラマなの不時着!!!(笑)
続きます!!