今だからこそ話せる赤裸々マル秘エピソードと今後に想うこと【Kyunと私の未来予想図〜創業期メンバー編〜】
今から約3年半前、2021年2月に創業した株式会社Kyun。ここに至るまでに一体どんな道のりがあったのでしょうか。
そこで、創業まもないころからKyunに関わり続けるメンバー3人に話を聞いてみることに!
会社の創業期にありがちなはちゃめちゃエピソードや代表のteruのことから、今も変わらないKyunが大切にしていることまで。2時間の座談会は大盛り上がり。
3人の赤裸々な言葉から、自律的に人生を過ごすことや、Kyunで働くことの魅力について迫ります。
マッチングアプリ事業から人材紹介業へ。創業期のKyun
ーー今日はお集まりいただき、ありがとうございます。
まずはじめに、いつ・何がキッカケでKyunに関わることになったか教えてもらえますか?
N:この中だと、一番最初に関わり始めたのはRさんですよね。
R:ですね。だいたい3年半前ぐらい、まさに創業期からです。
N:確か、フリーランスになったときからって言ってましたよね?
R:はい。ちょうど、前職を辞めてノープランでフリーランスになったタイミングで。いろんな会社からお声がけいただいた中のひとつがKyunでした。
昔から付き合いがあったteruさんがいい人なのと、自分の人材紹介経験が生かせそうなのでお手伝いしてみようかなと。
O:次は僕で、3年前ぐらいですかね。LinkedInでスカウトをもらったのがキッカケです。
人材紹介をしていた経験を生かせそうだなと思ったのと、会社のビジョンがユニークで、ウェルビーイングというのを掲げているのも珍しいなと感じました。
N:最後が僕で、2年半前ぐらいにYOUTRUSTでスカウトをもらいました。
当時のKyunはアプリ事業もやっていて、普通の人材紹介企業と違って面白そうだなと。ちょうどそのころ、働き方を見直していたタイミングで時間に余裕があったので、副業で関わってみることにしました。
ーーアプリという言葉が出てきましたが、皆さんが関わり始めたころのKyunってどんなことをしていたんですか?
R:teruさんと共同創業者の方と私と、あとインターン生だけがいた時代で。ひとつ目の事業としてマッチングアプリを開発していて、ふたつ目の事業として人材紹介を始めようとしていた時期でした。
O:昔はインターン生がたくさんいましたよね。
R:いましたよね〜。 私は自分の経験をもとに人材紹介事業の土台作りを一緒にやるという内容で参画したので、ワークフローや体制の整備をイチからやりました。採用も関わりましたね。
O:僕は、インターン生に手を動かしてもらうための体制作りから始まったのを覚えています。
みんな学生で社会人経験がないので、マーケターって?コンサルって?アカウントエクゼクティブって何?ってところから始まって。業務委託中心で回すようになってからは、自分がプレイヤーとして動いている感じです。
N:僕はさっき話した通り、アプリをやっていたのもKyunに引かれたポイントのひとつだったんですが、僕が関わり始めてまもなく、共同創業者の方が辞められて。
そのタイミングでアプリ事業を撤退することになったんですよね……。それで、人材紹介業にフォーカスするようになって。
O:ピボットしましたね〜。
N:またゼロから再スタートしたような感じでしたよね。
O:ですね。メンバー構成としても、teruさん・人事のsayakoさん・僕たちだけが残って。現・執行役員兼事業部長のryoさんが入ってきて。
N:いろんな人との出会いと別れがありましたね。
O:そうですね。いろいろありましたが、そんな変化の中でもKyunのビジョンを達成するためにしぶとく頑張れる人がずっと働き続けている印象です。自律的に動けるプロ意識の高い人が多くて働きやすい組織なので、これからまた徐々に拡大していくのかなと、そんな気がします。
Kyunの転換期と、今も変わらないもの
ーーこれまでKyunをずっと見てこられたなかで、転換期といわれるといつだと思いますか?
N:一番衝撃的でよく覚えているのは、ryoさんが辞めたときですかね。どこの会社でも誰かの退職って予兆があると思うのですが、それがまったくなかったのでかなり驚きました。
O:そうですね。あとは、共同創業者の方が辞めたときもですかね。
N:それも確かに。
O:逆にハッピーなものだと、ryoさんが戻ってきたことかな(笑)。
N:本当にビックリしましたよね!
R:前職からKyunに転職し、辞めて前職に戻ったと思ったら、今度はKyunに戻ってきて、何往復してるんだと(笑)。
O:(笑)。あと僕は、アプリが頓挫してしまったのは残念だなと実は思っています。人材側で上手くお金を作れずに、諦めざるを得なくなってしまったというか……。
N:うーん。teruさんの人柄なのか、Kyunって良い意味でも悪い意味でもいろんなアクシデントに見舞われている印象はありますね。
R:すごく激しく生きていますもんね。
N:ryoさんが戻ってきた話もそうですが、そういえば、このメディアをやりたいという話も昔から聞いていたのを思い出しました。本当にいろんなことが起きるけど、それでも挫けずに自分のやりたいことを形にしていっているのは素敵だなと思います。
R:確かにメンバーの入れ替わりはあったけど、teruさんは創業時からずっと同じことを言い続けているし、全体の空気感は全然変わっていないように感じます。ずっとブレないですよね。
N:本当にブレないです。
R:適度にゆるくて、おしゃれで。
N:おしゃれ……確かにそうかも。
R:そういえば、少し前にteruさんと飲んだときに、いろんなタイプの経営者・ビジネスマンがいるよねって話になったんですけど。
teruさんは「サーカスの団長」になりたいらしいです(笑)。『グレイテスト・ショーマン』みたいな。
O:というと?
R:いろんな人がいて、それぞれが自律して楽しく活動しているけど、まとまっている。
だから、キャラが濃い人がたくさんいて、どんな人でも受け入れられるような器になりたいっていうのが、teruさんの考えていることなんだろうなって思います。
N:なるほど。だからサーカス団なんですね。
R:私が関わり始めたころって、“どスタートアップ”だったのですが、コミュニケーションが密で、いろんなイベント盛りだくさんだったのをよく覚えています。
業務委託やインターンにも気を遣ってもらえて、すごく温かい会社だな〜って。
O:飲み会の思い出は本当にたくさんありますよね!
N:僕はもうKyunと仕事では関わっていないのですが、飲み会やイベントに変わらず呼んでもらえるのはありがたいです。素敵なコミュニティだなあといつも思ってます。
ウェルビーイングを謳うKyunから受けた影響
ーー“自律的に自分の人生を選択する”を事業のテーマとして掲げているKyunですが、何か影響を受けたことはありますか?
N:そもそも、Kyunに関わることにしたのは、そこに共感したからですね!
影響を受けてこう変わった、というところまではいっていないですが、teruさん自身がそれを体現しているのはすごく感じますし、あれこれやりたいことがあるのは羨ましいな、といつも思っています。
O:僕は、前職のビジョンも近しいことを謳っていたのもあり、馴染みのある考え方でもともと共感していたタイプでして。
例えば、teruさんが求職者の方と向き合うときにも、自律的に自分の人生を選択してほしい、という自分のスタンスを持ってぶつかっているのは素敵だなといつも思っています。
N:それは感じますね。
O:あとは一般的な人材企業って、どこかの紹介先に転職をしてもらえばお金になる、って考え方をしているところが多いと思うのですが、Kyunの場合は年収や転職希望時期といった条件ではなく、“teruさんがその人を支援したいと思うかどうか”で候補者を選んでいるのは、普通の人材紹介会社とは違う面白さと難しさがあるなと思います。
N:確かに。ryoさんが戻ってきて、その幅はまた広がったのかなという気はしますが。Rさんは、何か影響ありました?
R:私は、もともとウェルビーイングの考え方が好きなんです。共同創業者の方と最初に話したときもすごく共感しましたし、今もそこがKyunの一番好きなところですね。
なので、そんなKyunの影響も受けつつ、趣味だけじゃなく働き方や人との関わり方も含めて、私なりにウェルビーイングな生き方ができているんじゃないかなと思ってます。
ーー趣味の話が出ましたが、プライベート面への影響は何かありますか?皆さんお休みの日はどんなことをしていますか?
N:僕はteruさんと趣味が似ているので、それで仲良くなったところはあるかもしれません。サウナも好きだし、健康的に生きることを大事にしています。
teruさんからのお誘いで「青森ねぶた祭」に参加したこともあります。
R:私もねぶたは毎年行っていますね。4回連続で行ってますし、今年も行きます!
N:お、僕も今年も行きますよ!
R:teruさんは地元青森への愛が強くて、毎年いろんな知り合いをたくさん呼んで、ねぶたに連れて行ってるんです。
N:そういえば去年参加したとき、選考中の人もねぶたに呼んでたのにはビックリしました!
O:(笑)。
僕は全然趣味がかぶらなくて。サウナも行かないし、お祭りも行かないです。お酒は好きなんで、一緒に行ったりはしますけど。週末は基本的に犬と遊んでますね。
R:私もNさんと同じく、どちらかというとteruさんと趣味が近いタイプですね。サウナも好きだし、比較的時間を自由に使えるので、あちこち飛び回っています!
O:ほんとにアクティブですよね!
R:ねぶたの影響でお祭りに興味を持っていて、郡上おどりとか阿波踊りに行ってみたいなとか思っていますし。
あと最近は、仏教にハマっていて、家で写経したり、大仏にも関心を持ったり、他にもタロット占いをやったり……。
N:だいぶ強めですね(笑)
Kyunにはどんどんビジョンを実現していってほしい
ーーこれからKyunにはどんな会社になってほしいですか?
R:いつもteruさんが発信されていることだと思うのですが、いろんなライフイベントに関わりながら、ウェルビーイングをさらに広めて、会社のビジョンをどんどん実現していって欲しいです!
N:実現して欲しいですね〜!
R:それに、これから先、新しい人が入ってきたり、我々が再合流することもあるかもしれないですし、いろんな人の交差があると思うんですが、それも含めてとても楽しみです!
O:僕自身は本業・副業関係なく、会社に求めているものはあまりないタイプなので、Kyunに求めていることも特にないのですが、何かしらteruさんのやりたいことを実現するための力になれたらなと思ってます。
N:本当にteruさんってやりたいことがたくさんあるタイプなんです。だから、それが実現していくのが楽しみです。
ーーご自身の未来像として思い描いているものはありますか?
R:自分の可能性と影響力を最大化していきたいです。これまでとは逆で、今度は自分がいろんな人にありがとうって言ってもらえるような存在になりたいなと。
それに、趣味もやりたいこともたくさんあるので、まさにKyunのビジョンをどんどん体現していきたいです!
N:具体的に何か考えていることはあるんですか?
R:もともと京都で宿をやっているんですけど、その2号店を出したいなと思ってます。もちろんある程度リスクもあるんですが、挑戦してみようかなと。
N:2号店!
R:はい!あとは、フリーランスでたくさんお仕事をいただくので事業化しようかなとも思ってます。果たして自分がどこまでできるのか、楽しみながらやっていきたいなと。
N:おお。僕は自分の軸をぶらさずに、自分がいいと思ったものを選択していきたいなと思ってます。あとは、とにかく難しくてレベルの高いことにチャレンジし続けたいですね。具体的にはまだ決まっていないですが、自分にとっては難易度の高いものに挑戦し続けること自体が大事なのかなと。
O:僕はそうですね……、キャリアの考え方に山登り型と川下り型があると思うんですが、僕は川下り型で、流れに身を任せながら、その時々の状況に合わせて仕事をしていくタイプで、自分のやりたいことって全然ないんです。ただ今31歳で、まだ若いからチャンスをもらえているところがある気はするので、何歳になってもいつでも川を下れるような準備はしていきたいなと思っています。
ーーありがとうございます。では、最後に……今までのお話も踏まえて、Kyunってどんな人に向いていると思いますか?
O:ドライにやりたい人でも、ウェットにやりたい人にも向いてますよね。周りに対して何かを強制することもなく、成果を出せばOKな環境は働きやすいなと思ってます。オンラインコミュニケーションも取りやすいですし。
R:そういえば、Kyunに関わり始めたころ、フリーランスになった直後かつリモート環境下で、きちんと成果を出せているのか不安だったのですが、コミュニケーションが丁寧で、すごく優しかったのを思い出しました。
N:確かにコミュニケーションで困ったことはないかも。Slackの細かいところまで、仕事に関係のない雑談とかであってもコメントくれたりしますし。
遊びも大事にしつつ、バランスを取りながら、ウェルビーイングを体現している様子は、いろんなところから感じますね。
R:うんうん、感じますね。
R:あとはやっぱり自律してる人ですかね。自分のこと・会社のこと・社会のこと、それぞれをきちんと振り分けて考えてアクションできる人だと思います。自分の問題は自分で解決し、会社のことは会社のことで求められたことはしっかりやり、社会のことは社会のことで考えられるような。
O:人の自律性をきちんと存在させてあげるには配慮が必要だと思うのですが、確かにteruさんにはそれをすごく感じます。
N:Kyunって人のあり方を否定しないですよね。土台に、その人らしさを大切にして欲しい、その人らしさを伸ばして欲しいというスタンスがあって。その上に自律した人たちが集まっている感じなのかも。
R:らしさって、いい意味で距離感とか区切りがあるから出てくるものだと思うんです。自分らしくやっていくためには、責任と自律が必要になる。それがある人が集まっていくと、teruさんが目指しているようなサーカス団になっていくのかなって。
O:やっぱり、目指すところはサーカス団、と(笑)。
N:あとは、本当にteruさんはやりたいことがたくさんあって、今のエージェント業はひとつの手段に過ぎず、今後も変化し続けると思うので、変化に耐えられる人、カオスを楽しめるような人が向いていると思います!
Interview & Text/國保まなみ Edit/篠原泰之
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