わたしの好きなこと①歌う

鬱病と向き合う中で、自分の好きなことがわかってきた。
好きも嫌いも曖昧にして、好きなことを増やさないようにして生きてきたようにも思う。好きがある、ということは嫌いもある。嫌いに気づかないようにしていたのかもしれない。だから自分が不快に感じることにも鈍感になって身体や心は悲鳴を上げているのに気づけなかった。

とても不思議なんだけど、自分の好きなことを忘れちゃうんですよ。好きなことをやってて「そういえばこれ好きだったな」って気づくことの繰り返し。体調が悪いと好きなことなんかあったっけ状態になっちゃう。

で、忘れないように、簡単に思い出せるように、好きなことについて明文化してみようと思った次第です。前置き長い。

好きなことの1つがカラオケ。一人カラオケ。
1週間に一回ペースで地元のカラ館(3店舗)を順番に回っている(多分常連にはなってる)。

一回2時間から3時間、機種はJOYSOUND、自分のマイページ?にお気に入りを登録できるのですぐに歌いたい曲を歌えるのだ。現在100曲以上登録され、キーも自分仕様に設定済み。

ワンドリンクのドリンクは最近ずっとアイスレモンティー。熱中すると底にあるレモンの果実を潰し忘れてるのでうっすらとレモン感じるティーになっている。

なぜか昔から声を出すことが好きで、中学時代は合唱部、高校時代は放送部だった。なんだかすっかり忘れてたけど、「発声」が好きなのか?なんだか変な表現だけど。腹式呼吸でしっかりと声を出すことがとても楽しいと感じるのだ。

社会人になって、改めてカラオケの料金を見たら昼は休日も安い。数時間歌っても千円にもならない。お財布にも優しいストレス発散だ。

話をカラオケの個室に戻す。発声曲として最近は米津玄師のLemonと菅田将暉のさよならエレジー。そのあとはひたすらアニソンを歌う。某アイドルのアニメにハマってからCDを漁り、持ち曲が30曲以上は増えた。それに加えていきものがかりやポルノグラフィティ、Union square Garden。歌うときはスタンディングが多く途中休憩はほぼなくノンストップで歌い続ける。曲の間奏で次の曲を予約し、息をつくのは次の曲に切り替わる数十秒だ。

最後の曲はバラバラだけど、大抵歌いながらデンモク(電子目録)を片付け荷物をまとめ財布を出し、時間ギリギリまで歌う。歌い終わると会計に直行し、安さに感謝し、スカッスカの声でお礼を言いながらレシートをもらって外へ出る。程よく汗もかき、いい運動にもなってるし口を動かすから表情筋エクササイズにもなっていると思う。

さらにアニソンを歌うようになってから声優についても調べ始めラジオなどを聴くようになった。好きを追求すると新たな好きがうまれるな。たのし。



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