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ファミリーキャンプに家族が行ってくれない理由
はじめに
どうしてファミリーキャンプはしないんですか?とよく聞かれるので、今回はその深い理由のについて書き綴っていこうと思います。
蛍
8年前くらいの話です。仕事上、志賀高原・石の湯のゲンジホタル(平成20年:天然記念物指定)を見に行く機会が多かったので、家族でも行ってみようということになりました。
見ごろは7月上旬~8月中旬なのですが、家族で訪れたのは時期的には最終ぎりぎりの8月13日でした。
この年は特にゲンジホタルが大量にいて、最高だったと記憶しています。
当然、ホタル保護の視点からも当然、駐車場については、ある程度距離が置かれたところにあり、10分程歩いた距離にホタルが見られる干渉コースがあります。私はその素晴らしい光景を何度か見ているので、家族をその場所に連れて行くことに誇りを感じていました🤥
熊さん
駐車場から歩くこと5分程だったでしょうか。右手の茂みから「ガサガサ」という音がして間もなく…
熊さん🧸がひょっこり立ち上がってその姿を見せてくれたんです。
私たち家族と熊さんとの距離は、30メートルくらいだったでしょうか。
しっかりシンボルマークの【月輪】が視認できましたから…。
長女は熊さんに背を向け逃げようとし、次女は何が起きたかわかっていない様子でした。
私は逃げようとした長女をとっさにつかみ、家族に指示を出します。「このまま熊さんを見ながら、少しずつ下がろう。」
いつか見たテレビ番組で、背中を向けて逃げてはいけない、逃げると追ってくる、最悪は背負っているバッグを投げ捨てその隙に逃げるといった認識が頭を駆け巡ります。
状況としては、①時期的にホタル観賞のぎりぎりだったということもあって周りに他の客がいないこと、②係員もいないこと、③歩いて5分程経ったので鑑賞場所と駐車場の中間地点で逃げ場所が全くないということでした。
最悪です。
熊さんはしばらくこちらを伺っていましたが、逃げずにじっと見つめている私たちに興味がなくなったのか、熊さんの方からその場を離れてくれました。
どっと力が抜け大量の汗が流れていることにようやく気づけた瞬間でした。
蛍は?
普通であれば、そのまま引き返す状況だったのかもしれませんが、せっかくここまで来たということで半ば強引でしたが、1周5分300mほどの鑑賞コースを見てきました。
ゲンジホタルがやさしい光を出しながら飛んでいました。ずっと眺めていられる光景でした…。
蛍VS熊さんの行方
が、このことがきっかけとなり、「なるべく熊に出くわすような場所には行かない」ということになり、すっかりファミリーキャンプには行かなくなったのでした。
「キャンプ場は、管理されていて、熊さんなんて出ない。」と説得してもダメでした。
当時のことを長女に聞くと、このように答えてくれます。
「ホタルのことは覚えていない。覚えているのは熊さんだけだ。」
軍配は熊さんに🧸・・・(笑)
先日のキャンプについて
ソロキャンプやグループでのキャンプが今の私のキャンプスタイルとなりましたが、本当は子供たちをキャンプに連れまわし、自然に親しむ心とアクティブな水遊びなどをたくさん経験させたかったのです。
すっかり子供たちも大きくなってしまいました。
さて、先日行った千葉県館山市のキャンプ場は整備されいて素晴らしいキャンプ場でした。
まさにファミリーキャンプにもってこいの場所でした。その広さに圧倒されたところです。
![](https://assets.st-note.com/img/1673181051568-avGPlqW0Mj.jpg?width=1200)
良い時間を過ごさせてもらいました。当然、黙って送り出してくれる家族に感謝しつつ、雰囲気が伝わる写真は必ずタイムリーに送るようにしています。
これが私の今のファミリーキャンプの代わりとなっています。とほほ…。
せめて、眼力👀で熊に🧸勝った男としてTwitterで広めてもらえたら幸いです😅
明日はツッシーの番です。お楽しみに!