フルタイム共働き育児って、無理？
こんにちは。共働き育児に疲弊し、
2年ほど前にフルタイム会社員ワーママをやめた、
ゆきえと申します🙋♀️
「フルタイム共働き育児って、無理ゲーじゃない？」
SNSや友人との会話で、そんな声が聞こえてくることがよくあります。
その気持ち、痛いほど分かります…。
今日は、共働き育児の難しさを全力で共感しながら
“無理ゲー”なのか？について
私自身の経験を交えて書いてみたいと思います。
この記事が、今まさに疲れ切っている
パパママたちの心を少しでも癒せますように😊
私の体験談
私もフルタイム共働き育児の限界に達した一人です。
子供が熱を出さないか常にビクビク
熱を出したら夫婦でバチバチ議論
残業や出張の調整でいつもあちこちにペコペコ
仕事で結果出したいのに常にもどかしい
家事育児は結局不平等
いつも張り詰めて
子どもに笑顔で接することができない…。
布団に入る瞬間
「ああ、今日もなんとか終わった・・・」
そんな毎日を過ごしていました。
そしてある時期、兄弟が交互に頻繁に熱を出すようになり
在宅勤務でなんとか凌ぐものの
仕事も育児も中途半端で、気持ちがついていかず
「これは、、、もう無理…」
と、フルタイムの仕事を辞める決断をしました。
ですが、辞めた後も正直苦しい日々が続きました。
アイデンティティを失って
無職の自分を許せなくなったのです。
仕事を辞めることで家計へのプレッシャーも感じました。
正直、夫のことを恨む気持ちもありました。
（SNSにいるような素敵なパパだったら私は辞めなくて済んだのに・・・！ってね）
でも、そんな暗いトンネルのような時期を経て
今では「あのとき辞めて本当に良かった」
と思えるようになりました。
現在は週3日法律事務所に勤めて開業のために勉強しながら、
オンライン学習塾の経営
ボランティア活動
勉強会の開催など、充実した毎日です。
利他の精神を大切にして活動すると決めたことで、
心がとても穏やかになりました。
もちろん人間だから、イライラすることも、あります。でも、幸福感がいつもあります。
なぜ共働き育児はこんなに疲れるのか？
では、なぜ多くのパパママが共働き育児に疲弊してしまうのでしょうか？
私が思うに、一番の原因は
「実現できない理想を追いかけているから」です。
例えば、
もっと夫が協力してくれたら…
職場が育児に理解があれば…
社会がもっと育児に協力的なら…
あるいは
育児していない男性と同じくらい仕事で結果を出したい
いつも余裕でキラキラしていたい
子供に常にいつも笑顔で穏やかに接するママでいたい
家は綺麗にしておきたい
私は、こういう理想を追いかけて、疲弊しました。
もちろん人生では、理想の追求は必要ですが、
”子供のいない人生の理想”を長く求めてきた私たちは
”子供がいる人生の理想”に切り替える必要がある
ということを、会社を辞めたときに私は痛感しました。
でも、その切り替えは簡単ではありません。
だから、理想がどんどん遠のいてしまうように感じるんですよね。
遠い理想を追いかけて、ますます遠ざかって、疲弊してしまう。
特に、日本の社会は育児をしていない人に合わせて設計されている部分が多いですよね。
だから、周囲や環境が私たちの期待に応えてくれないのは、ある意味で仕方がないことなんですよね。
問題は、私たちが「どれだけ周囲や自分に期待しているか」
なのです。
そして「その期待を冷静に見つめること」が重要です。
このことが、私を苦しさから解放しました。
フルタイム会社員をやめて気づいたこと
仕事を辞めた直後、私は「会社を辞めても苦しい」
という事実に直面しました。
「辞めれば楽になるはず」と思っていたのに、
実際にはそう簡単にはいきませんでした。
（予想していたといえば、していましたが😅）
それで痛感したんですよね。
辛さを作り出しているのは、
環境ではなく自分自身の心の持ち方なのだ、ということに。
私は以前、夫や社会に対する不満ばかりを抱えていました。
でも、そのような
「周囲に対する期待と落胆」は、自分を不幸にするだけ
だと気づいたんですよね。
そうではなくて
「自分が誰のために何ができるか」に目を向けるようにしたら、
気持ちが驚くほど軽くなったのです。
もちろん一朝一夕にはできませんでしたが
自分との対話を重ねていきました。
「私は誰に何を期待しているの？」
「その期待は私を幸せにするの？」
「私には、何ができる？」
こういう問いを繰り返すことで、
自然と、周囲の人ではなく自分自身に目が向くようになり
その結果、周囲の人たちのために気持ちよく行動できるようになってきたんですよね。
面白いですよね。
それで今の穏やかで活動的な暮らしが実現しています。
まとめ
「共働き育児って、無理なの？」
答えはあなたが決めるのです！
そう言ってしまったら、
なんだよー！と怒られそうですが(^^;;
ここまで読んだ方には何となくその意味が伝わっていると思います。
フルタイム共働きで育児をしていくには
数えきれないほどの理不尽に直面するし
体力的にはハードなのは間違いないです。
でも体力的にハードだからといって
絶望する必要は、本当はないんです。
自分は何に期待して裏切られているのか？
向き合ってみると、発見があるかもしれません。
私の場合は、理想を書き換えるのに
少し休む必要がありました。
いや、書き換えた結果、とも言えるかも。
毎日大変だとしても、心の持ち方次第で
景色が大きく変わります。
例えば、考えてみてください。
世界には、戦争や飢餓で苦しむ国があります。
それに比べると、私たちは日本という平和な国で暮らし、
育児と仕事に奮闘できている…。
私たちは、本当にそんなに疲弊して不幸になる必要があるでしょうか？
もちろん、
夫が非協力的だったり、
実家が遠かったり
社会が育児に優しくなかったりすると、大変です。
不満も湧きます。人間だもの。
理不尽なことたくさんありますよね。
それでも、「自分の幸せは自分が決める」という考え方を持つだけで、
穏やかで感謝できる暮らしに近づきます。
体力的にきつい、のと
「無理ゲー」は
似て非なるものです。
頑張りすぎなくて大丈夫だし、
遠すぎる理想を追いかけて疲れなくていい。
理想や期待についてよく考えてみれば
選択肢は、実はたくさんあります。
この記事が、誰かの心を少しでも軽くするきっかけになれたら嬉しいです😊
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