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【PREP書評】読書の技法【佐藤優著】
読書の世界をもっと楽しみたい、でも何を読めばいいのかわからない――
そんなあなたのために、「PREP書評」をお届けします。
この企画では、私が読んで勉強になった本の概要やポイントをわかりやすく紹介し、実際の読書、noteやブログの執筆に繋げてもらうことを目指しています。
具体的には、PREP手法(Point(主張)・Reason(理由)・Example(具体例)・Point(再主張))を使って、皆さんに本の魅力をお伝えします。
第5回目にご紹介するのは、外務省で主任分析官を務められた佐藤優さんの「読書の技法」です。
正直に言えば、この本を紹介したくてこの企画を始めたと言っても過言ではありません。それほど「力のある」本です。
【Point:主張】
情報が溢れる現代社会では、どの情報を選び、どのように活用するかが大きな課題となっています。
私自身も、論文やnoteを書く際にたくさんの情報を集めますが、この本で学んだ知識を大いに活用しています。
この一冊を手に取ることで、情報収集能力が高まり、noteやブログに活用できる豊富なアイデアを見つけることができるでしょう。
【Reason:理由】
本書では、元外交官であり作家としても活躍する佐藤優氏が、長年にわたって磨き上げた独自の読書術を余すところなく紹介しています。
本、雑誌などの旧来のメディアだけでなく、インターネットやSNSの普及により、私たちは日々膨大な情報に触れています。
しかし、その中から本当に必要な知識を選び出し、自分のものとするのは容易ではありません。
佐藤氏は、その問題を解決するための具体的な方法論を提供し、情報を単なるデータの羅列ではなく、自らの武器として活用する方法を教えてくれます。
【Example:具体例】
例えば、佐藤優氏は月に300冊もの本を読んでいるそうです。
しかし、佐藤氏が1日4時間を読書に充てたとしても、それだけの冊数を読むには驚異的な速さが必要です。
その秘密は、読書速度の使い分けにあります。
佐藤氏は以下の3つの読み方を活用しています。
1 熟読:月に数冊程度、内容を深く理解するために時間をかけて読みます。
2 普通の速読:1冊あたり30分で読み、重要なポイントを把握します。
3 超速読:1冊あたり5分で読み、全体の概要を掴みます。
まず全ての本を「超速読」で一通り確認し、その上で「普通の速読」や「熟読」が必要な本を選び出します。
再読の必要がない本は「超速読」のみで概要を把握して終わりにする方法です。
さらに、佐藤氏は「読書ノート」の活用を強く勧めています。
ただ読むだけでなく、要点や自分の考えを書き留めることで、理解が深まり記憶にも定着します。
これらの手法は、佐藤氏自身の外交官としての経験談も交えられており、実践的な活用法が具体的に示されています。
【Point:再主張】
『読書の技法』は、情報を武器に変え、自己成長を遂げるための総合的な指南書です。
情報過多の現代において、真に価値ある知識を手に入れるためには、効率的で深い読書が欠かせません。
佐藤優氏のこの一冊は、そのための実践的な方法を提供してくれます。
この本を手に取ることで、情報収集のスキルが向上し、noteやブログに役立つ多くのアイデアを得られるでしょう。
読書と執筆の楽しさと、その先にある成長を、ぜひ体験してみてください。
きゅうさんの本棚:さらに本書に興味をお持ちの方へ
この記事をお読みいただき、さらに『読書の技法』に興味をお持ちになった方は、お近くの書店やオンラインストアでおすすめの本を手に取ってみてください。
きっと理解が一層深まることでしょう。
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