【PREP書評】現代アメリカを知るための63章【明石紀雄（監修）】
読書の世界をもっと楽しみたい、でも何を読めばいいのかわからない――そんなあなたのために、「PREP書評」をご提供します。
この企画では、私が読んで勉強になった本の概要やポイントをわかりやすく紹介し、皆さんの読書、noteやブログの執筆に役立ててもらうことを目指しています。
具体的には、PREP手法（Point（主張）・Reason（理由）・Example（具体例）・Point（再主張））を使って、本の魅力を分かりやすくお伝えします。
今回ご紹介するのは、明石紀雄（監修）さんの『現代アメリカを知るための63章』です。
Point（主張）
『現代アメリカを知るための63章』は、アメリカ、そして世界の現状を理解するために網羅的な情報を提供する一冊です。
この本は、政治、社会、文化といった多角的な視点から現代のアメリカを捉えています。
特にトランプ政権以降のアメリカ政治に生じた変化や、社会問題、国際関係について、非常に包括的かつわかりやすくまとめられています。
アメリカは世界、そして日本の動向に大きな影響を及ぼす超大国であるため、その内部で何が起きているのかを知ることは、私たちが国際社会で生きていく上で非常に重要です。
Reason（理由）
アメリカの現状を理解することで、私たちの視野が広がり、noteやブログを書く際の視点やネタが増えます。
ブログやnoteを書く人にとって、国際的な話題、特に注目度の高いアメリカの内容は読者の興味を引きやすい内容です。
この本を読むことで、アメリカが抱える課題やそれに対するアプローチを理解し、そこから得た知識を自分の文章に反映することができます。
また、著者らが難しいテーマも平易な言葉で解説しているため、知識を深めながらも読書体験を楽しむことができる点も魅力的です。
Example（具体例）
本書は私たちの知らないアメリカを教えてくれます。
第8章「元大統領の役割」では退任後の大統領がどのように社会に貢献しているかを具体的に示しています。
例えば、ジミー・カーター第39代大統領は、大統領退任後も国際紛争の平和的解決に向けた活動や人権問題について積極的に外交活動を行っています。
また、2009年に北朝鮮でアメリカ人記者が拘束された際、ビル・クリントン元大統領が非公式の外交官として活躍し、記者の解放に尽力しました。
このように、退任後も大統領経験者は、在任中に培った影響力・知名度を活かし、非公式ながらも重要な役割を果たしているのです。
私自身、国際関係の勉強をしているにも関わらず、この件についてはあまり知識がなかったので新たな発見でした。
本書にはこのようなテーマが随所に織り交ぜられており、「超大国」としてのアメリカを包括的に理解するための優れた一冊です。
Point（再主張）
『現代アメリカを知るための63章』は、アメリカの現代社会を深く理解するために最適なガイドです。
特にnoteやブログを書く際に、この本から得た知識は役立つでしょう。
アメリカ社会の多様な側面を理解することで、アメリカ国内に限らず、日本や世界へとつながり、より説得力のある文章を執筆することが可能になります。
また、著者の平易な説明により、読書のハードルが低く、楽しみながら知識を深められる点も大きな魅力です。
きゅうさんの本棚：さらに本書に興味をお持ちの方へ
この記事をお読みいただき、さらに『現代アメリカを知るための63章』に興味をお持ちになった方は、お近くの書店やオンラインストアでおすすめの本を手に取ってみてください。 きっと理解が一層深まることでしょう。