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【PREP書評】反応しない練習【草薙龍瞬】

note,ブログの為に本を読みたい、でも何を読めばいいのかわからない――
そんなあなたのために、新企画noter, ブロガーの為の「PREP書評」を始めます。

この企画では、私が読んで勉強になった本の概要やポイントをわかりやすく紹介し、実際の読書、執筆に繋げてもらうことを目指しています。

具体的には、PREP手法Point(ポイント)Reason(理由)Example(具体例)Point(再主張))を使って、皆さんに本の魅力をお伝えします。

第4回目にご紹介するのは、草薙龍瞬さんの『反応しない練習』↓です。

30万部を売り上げたベストセラーであるため、ご存じの方も多いかもしれません。



日々の生活の中で、ついイライラしたり、不安になったり、感情に振り回されてしまうことはありませんか?私はよくあります(笑)。

現代社会は情報や刺激に溢れ、私たちの心は常に揺れ動いています。

noteやブログを書くのは楽しいものですが、時々、心ないメールがきたりすると少しモヤモヤしてしまうこともありますよね。

そんな中で、心の平穏を取り戻し、ストレスに強い自分を手に入れるための一冊をご紹介します。

草薙龍瞬氏の『反応しない練習』は、仏教の智慧をベースに、誰でも実践できる心のトレーニング方法をわかりやすく解説しています。


ポイント(Point)

『反応しない練習』は、日常生活で生じるネガティブな感情やストレスに対して、「反応しない」ことで心の平穏を保つ方法を具体的に示しています。

感情に振り回されず、自分自身の心をコントロールする術を身につけることで、ストレスフリーな人生を実現できるのです。  

かくいう私もこの本を読み、色々と実践したおかげで心が揺れ動くことも大分減りました。


理由(Reason)

私たちは無意識のうちに、周囲の出来事や他人の言動に過剰に反応しています。 

その結果、怒りや不安、嫉妬などのネガティブな感情に囚われ、心の平穏を失ってしまいます。

草薙氏は、この「反応」をコントロールすることで、心の自由を手に入れることができると説きます。

彼の方法は、難解な理論ではなく、誰でも日常生活で実践できるシンプルなものです。 

また、仏教の教えを現代風にわかりやすくアレンジしているので、宗教にあまりなじみがない方でも、親しみやすく読み進められる内容になっています。


具体例(Example)

1. 感情を客観的に観察する

イライラしたり、悲しくなったりしたとき、その感情にすぐに反応するのではなく、「今、自分は怒りを感じているんだな」と一歩引いて観察します。

これにより、感情に飲み込まれず、冷静な判断ができるようになります。 

本書では、その具体的な方法や心の持ち方が詳しく説明されています。

2. 「べき思考」を手放す

「〇〇すべき」「〇〇でなければならない」という思い込みが、ストレスの原因になっていることが多いと草薙氏は指摘します。

この「べき思考」を手放すことで、心が軽くなり、他人にも寛容になれるのです。

私もnoteやブログに心ないメールが来ると、「返事をすべきかな?」と心の中で悩むことがあります。

最近は「べき思考」を手放して、気にせず流すようにしています(笑)。

3. マインドフルネスの実践

呼吸に意識を向け、「今この瞬間」を感じるマインドフルネス瞑想は、心を落ち着かせる効果があります。

本書では、初心者でも簡単に始められる呼吸法等の方法が紹介されており、日々の生活に取り入れることで、心の安定を図ることができます。

私も家で座禅組んでいます。 

家族に置物扱いされていますが。


まとめ(Point)

『反応しない練習』では、日常生活で発生するネガティブな感情やストレスに対して「反応しない」ことで心の安定を保つ具体的な方法が紹介されている実践的なガイドブックです。

草薙龍瞬氏の優しい語り口と、具体的でわかりやすいアドバイスは、忙しい現代人の心に響くことでしょう。

感情に振り回されず、心穏やかに日々を過ごし、noteやブログを続けたいと願うすべての方に、この本をぜひお勧めします。


おわりに

ストレス社会と言われる現代において、心のケアは欠かせません。 

『反応しない練習』は、そのための具体的なメソッドを提供してくれる頼もしいガイドです。

この本を手に取ることで、あなたの人生に新たな変化が訪れるかもしれません。 

心穏やかに、より豊かな人生を歩むための第一歩として、ぜひ『反応しない練習』を読んでみてください。


きゅうさんの本棚:さらに本書に興味をお持ちの方へ 

この記事をお読みいただき、さらに『反応しない練習』に興味をお持ちになった方は、お近くの書店やオンラインストアでおすすめの本を手に取ってみてください。きっと理解が一層深まることでしょう。

また、以下の「これも修行のうち。」では、より親しみやすい表現を用いて仏陀の教えを分かりやすく解説しています。


『反応しない練習』や『これも修行のうち。』は、Audibleでご購入いただくか、聴き放題サービスにご登録いただくことでお楽しみいただけます。



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