【PREP書評】世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方【八木仁平】
note、ブログ執筆の為に読書したい、でも何を読めばいいのかわからない――
そんなあなたのために、新企画noter, ブロガーの為の「PREP書評」を始めます。
この企画では、私が読んで勉強になった本の概要やポイントをわかりやすく紹介し、実際の読書に繋げてもらうことを目指しています。
具体的には、PREP手法（Point（ポイント）・Reason（理由）・Example（具体例）・Point（再主張））を使って、皆さんに本の魅力をお伝えします。
第1回目にご紹介するのは、八木仁平さんの『世界一やさしいやりたいことの見つけ方』、世界累計で30万部を突破したベストセラー本です。
この本を通じて、やりたい事を一緒に見つけていきましょう！
はじめに
「人生に目標がない」「自分の本当にやりたいことがわからない」――そんな悩みを抱えていませんか？
八木仁平氏の『世界一やさしいやりたいことの見つけ方』は、シンプルで実践的な方法を通じて、自分の本当にやりたいことを見つけ出す手助けをしてくれます。
私自身もこの本には大変お世話になり、noteに執筆する内容や、仕事の目標を見つける際の羅針盤となりました。
ポイント（Point）
本書の最大の特徴は、誰でも簡単に取り組める明確なステップとメソッドを提供していることです。
正直本当に簡単でした、難しい理論や抽象的な概念ではなく、具体的でわかりやすい方法論に基づいて、自分自身の心と向き合うことができました。
理由（Reason）
現代社会は情報にあふれ、選択肢も多様化しています。
その中で自分のやりたいことを見つけていくことは容易ではありません。
しかし、自分の軸を持たずに流されるまま生きると、後悔や不満が積み重なります。
八木氏は、自身の経験と心理学等の知見をもとに、誰でも取り組めるステップ・バイ・ステップの方法を提案しています。
具体例（Example）
1. 自己分析のメソッド
本書では、「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」の3つの要素を組み合わせてやりたいことを見つける「自己分析メソッド」が紹介されています。
好きなこと：自分の情熱のある分野
得意なこと：自然と人より上手くできて、やっていて苦なく心地よいこと
大事なこと：何のために生きるかという人生の目的
これら3つの要素が重なる部分こそが、自分の本当にやりたいことであり、情熱を持って取り組めるものだと八木氏は説いています。下記↓図のような感じですね。
2.ワークシートを活用
本書にはやりたい事に関するワークシートが付属しており、質問に答えながら進めていくことで、自然と自分の内面を深く掘り下げることができます。例えば、
好きなこと（情熱）を見つける30の質問：子どもの頃から現在に至るまで夢中になったことに関する30の質問
得意なこと（才能）の100のリスト：具体的な長所（その逆の短所も含む）に関する100のリスト
大事なこと（価値観）を見つける30のリスト：子どもの頃から現在に至るまでに形成された価値観を深く探るための30の質問
3. 実際の成功事例
八木氏自身が取り組んできた『やりたいこと探し』や、これまでにサポートしてきたクライアントの事例も紹介されています。
八木氏自身の「やりたいこと探し」
早稲田大学在学中にコンビニのアルバイトをクビになり、ブログを始めたところ大成功しましたが、それは自分の『やりたいこと』ではなかったため、うつ状態に陥りました。その後、自分のやりたいことが『やりたいこと探し』だと気づき、それをビジネスにするまでの経緯を語っています。
趣味を仕事に
役者を目指して5年間アルバイトをしながら続けたものの、全く収入を得られなかった方の『やりたいこと探し』をサポートした話。
これらの事例は、自分にもできるかもしれないという希望と勇気を与えてくれます。
ポイントの再確認（Point）
『世界一やさしいやりたいことの見つけ方』は、迷える現代人に向けた実践的な自己発見のガイドブックです。
また、私たちnoterが抱える「何を書きたいか」という課題に対しても、新たな示唆を提供できるでしょう。
クライアントの声
最後に、八木さんが実際にこの本を書かれて方法を伝えて、成果を出されたクライアントの声を紹介しているので、一部抜粋します（本文8-9pより引用）
21歳から7年間探し続けていた「本当にやりたいこと」が見つかりました
‐自己理解をする前は、このまま生き続けて大丈夫なのかというモヤモヤ感がありました
～（中略）～
八木さんの自己理解を学んでやりたいことが見つかったのは、体系的に構成されていたことが大きな要因だと思います。学んでいて納得感がありました。
自己理解に出会ってない自分を想像するとおぞましいです（20代女性、飲食店勤務
自分を知る前は、人の目を気にして八方美人になりがちでした。けれど、価値観が明確になったあたりから、本音で話すことができるようになったり、等身大の自分であれるようになってきました。
～（中略）～
理想の未来が明確になって、毎日少しづつ前進しているような感覚を味わえるようになりワクワクすることが増えました。
最後に
人生は一度きりです。自分のやりたいことを見つけて情熱を持って生きることは、何にも代えがたい喜びをもたらします。
『世界一やさしいやりたいことの見つけ方』は、そのための道しるべとなる一冊です。
きゅうさんの本棚：さらに本書に興味をお持ちの方へ
この記事をお読みいただき、さらに『世界一やさしいやりたいことの見つけ方』興味をお持ちになった方は、お近くの書店やオンラインストアでおすすめの本を手に取ってみてください。きっと理解が一層深まることでしょう。
さらに、『世界一やさしいやりたいことの見つけ方』はAudibleでもご利用いただけます。
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