【PREP書評】健康になる技術大全【林英恵】
読書の世界をもっと楽しみたい、でも何を読めばいいのかわからない――そんなあなたのために、「PREP書評」をご提供します。
この企画では、私が読んで勉強になった本の概要やポイントをわかりやすく紹介し、皆さんの読書、noteやブログの執筆に役立ててもらうことを目指しています。
具体的には、PREP手法(Point(主張)・Reason(理由)・Example(具体例)・Point(再主張))を使って、本の魅力を分かりやすくお伝えします。
今回ご紹介するのは、林英恵さんの『健康になる技術』です。
本書は、約500ページに及ぶ、健康になるためのあらゆる方法を網羅した辞典と言えるでしょう。
Point(主張):
健康になるためには「技術」が必要
現代社会で「健康になる」という目標を達成するためには、ただ情報を集めるだけでは不十分です。
健康になるためには、正しい方法を「行動」に移し、習慣として「継続」するための「技術」が必要です。
この本では、食事や運動、ストレス管理、睡眠など、健康に関わるさまざまな側面について、科学的なエビデンスに基づいたアプローチを紹介しています。
そのため、「健康になりたい」と思うだけではなく、実際に行動を変え、持続的に実践するための具体的な技術を学ぶことができます。
Reason(理由):
エビデンスに基づいた方法が信頼できる
健康に関する情報は数多くありますが、その中には信憑性の低いものも含まれています。
『健康になる技術』は、最新の研究とエビデンスに基づいており、信頼できる情報が詰まっています。
著者の林英恵さんは、ハーバード大学の公衆衛生大学院で博士号を取得し、世界的な企業で働いた経験も持つ、専門知識と実務経験を兼ね備えた方です。
そのため、この本には、さまざまな情報の中から「何が本当に健康になるための方法なのか」を見極めるための知識と技術が提供されています。
単なる個人的な経験や主観ではなく、科学的に裏付けられた方法を学ぶことで、健康に向けた確かな一歩を踏み出すことができます。
Example(具体例):
習慣化の技術
第3章で取り上げられている「習慣化」については、特に印象に残りました。
健康的な行動を習慣化することは、一度身につければ自動的に行えるようになるため、最も効果的で楽な方法です。
例えば、著者は「習慣を作るためのカギは「繰り返し」と「状況」である」と述べています。
何らかの行動を習慣にするためには、環境を整え、繰り返しその行動を行うことが重要です。
また、習慣化のプロセスとして、①決意、②行動、③行動の繰り返し、④習慣の形成という4つのステージがあることが説明されています。
特に、最初の行動のハードルを低く設定し、その行動を生活にスムーズに取り入れることが、習慣化成功の秘訣であると述べられていました。
実際に私も、この本で紹介されている技術を活用しました。
夕食後、冷蔵庫にはカギをかけてもらって、夕食後にすぐ歯磨きをして、余計なものを食べない取り組みを行い、成功しました(笑)。
小さな目標から始め、環境を整えて行動を続けることで、これまで何度も挫折していたことを習慣化することができたのです。
Point(再主張):
健康は技術で築ける
『健康になる技術』は、ただの健康本ではなく、科学的根拠に基づいた行動変容のための「技術書」です。
情報を知っているだけでは意味がなく、それをどう行動に移し、いかに習慣化するかが重要です。
この本を通じて、健康になるための確かな方法と技術を学び、実践に移すことで、自分自身の健康をしっかりと手に入れることができます。
「何を、どのように行うべきか」を具体的に知り、それを日々の生活にどう取り入れるかを考えることで、あなたもきっと、健康的で幸せな日々を送れるようになるでしょう。
きゅうさんの本棚:さらに本書に興味をお持ちの方へ
この記事をお読みいただき、さらに『健康になる技術』に興味をお持ちになった方は、お近くの書店やオンラインストアでおすすめの本を手に取ってみてください。
きっと理解が一層深まることでしょう。
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