
第7回むかいクラブ〜認知症マフ作り〜
こんにちは、のぞみです。
今回のむかいクラブでは、渋谷区で認知症カフェ『cafeマリエ』を主宰する中島珠子さんをお招きして、認知症マフ作りを行いました。
「認知症マフってなに?」と思われた方もいらっしゃると思いますので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
【目次】
⚫︎認知症カフェ『cafeマリエ』主宰者の中島珠子さん
⚫︎認知症マフを作ってみよう!
⚫︎まとめ
⚫︎認知症カフェ『cafeマリエ』主宰者の中島珠子さん
中島さんは、高齢者施設で看護師として従事されていました。
地域包括支援センターと協力して、認知症カフェ『cafeマリエ』を立ち上げ、地域活動として毎月認知症カフェを渋谷区で開催しています。
若年性認知症の当事者、ご家族、専門職、ボランティアの方々が集い、認知症についての情報提供、悩みや相談、現状の様子、今後の予定などのお話をします。
中島さんは、当事者やご家族の気持ちに寄り添い、いつも温かく迎えられています。
私たちKyu-inも定期的に参加させていただいており、認知症マフを知るきっかけは『cafeマリエ』でした。
⚫︎認知症マフを作ってみよう!
認知症マフは、
様々なデザインがされた筒状のニットの中に、両サイドから手を入れます。
中には、柔らかい素材でできた小物(編み物のボールやぬいぐるみなど)が入っています。
小物を触る事で、保温による心の落ち着きやリラックス効果があると言われており、医療機関や高齢者施設などでも役立てられています。
今回、認知症マフ作り初回という事で、マフの中に入れる小物を作ります。
用意する物は、2点です。
・かぎ針(7号)
・毛糸(並太)
なんと、参加者のみなさんは、ほぼ編み物初デビュー。
私も小学生ぶりの編み物だったので、中島さんが用意してくださった見本を見て触りながら「私に作れるかなぁ…」と少し不安でした。
参加者のみなさんは、初めて手に取るかぎ針でシュミレーションをしていました。
そして、中島さんによるご指導のもと、認知症マフ作りがスタート!!
編み物の基本である、糸やかぎ針の持ち方、作り目、鎖編み、細編みを教えていただきました。

編み目をきつくし過ぎてしまうと、今後編んでいく編み目が見つけにくくなってしまい、一方で緩くし過ぎると、輪っかに隙間ができてしまいます。
想像していた以上に難易度が高かったです。。
そして、みんなで作り合わせたのがこちら!!

「編み物をしていると無心になれる」「難しかったけど、慣れてきたら楽しい!!」「高齢者と関わる仕事をしているから、今度認知症マフを作った話をしてみようかな」などの感想がありました。
また、中島さんより「昔の人はよく編み物をする人が多かったから、結構スムーズに編めたりすると思う。教えてもらったり、どんな物を編んだ事があるか聞いたりして、コミュニケーションを取るきっかけにもなる」と伺いました。
⚫︎まとめ
今回の認知症マフ作りを通して、実際に使う人の趣味や好みの色をデザインする事で、使う人の思い出に触れ、コミュニケーションを取る事ができると思いました。
次回もお楽しみに♪
のぞみ