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夜更かしという甘美

みなさんおはようございます。
朝活初めて8日目、さっそく挫折しそうに眠い水曜日の朝です。
ほぼ完全リモートワーク生活も2年目に入りすっかり慣れましたが、リモートが楽だとは言っても、普通に業務量が多い時、忙しい時は丸一日休憩取ることも忘れて仕事しています。
昨日異常に忙しかった疲れを引きずりながらの本日の日記です。

さて、小さい子供がいる母親にとって、子供を寝かしつけた後のひとときほど貴重なものはありません。
日中は我を忘れて仕事に髪を振り乱し、仕事が終わると、怒涛のルーティン。

夕飯作り⇒食べさせる⇒自分が食べる⇒子供をお風呂入れる⇒自分の肌の保湿、髪のお手入れなんてそこそこに子供のお肌の保湿⇒パジャマに着替えさせる⇒子供の歯磨き⇒寝かしつけ⇒食器洗い…

人によってそれぞれでしょうが、大体こんなものだと思います。
ルーティンの一つ一つを楽しむ余裕なんて平日にあるはずもなく、まるでこの一連の動きだけを予めプログラムされたロボットのごとくひたすらこれらのミッションをこなします。

あ、私の場合、お風呂後の子供の肌の保湿をしている時だけ、子供のかわいいまんまるフワフワお腹に一瞬自我を取り戻し「どうしてそんなにかわいいの~」などと甘い声を出すことが唯一人間らしいひと時でしょうか…
夜のルーティンは、かく忙しいものであるということです。

子供がうまく寝てくれた夜更け、夜更かしの時間は、私が社会的な人間でも母親でもなく、妻でもない、ただの「私」でいられる貴重な時間。
お茶したり、録画していたドラマを見たり、本を読んだり、スマホを見たり。
ただただ自分のしたいことを誰にも邪魔されず、静かな空間で自分のペースでやれる、そんな夢のような時間。

子供の頃は豊富にあった時間。結婚する前も贅沢に使えていた時間。
結婚してからちょっと減り、子供を産んだらほんの僅かになってしまったこの時間。
夜更けのこの時間は、子供の頃の私に戻る時間。子供の頃の私の延長上に今の私があるのだと再確認出来る時間です。

そんな貴重なこの時間…
唯一の問題は楽しみすぎると翌日睡眠不足となって自分を苦しめることです。
はい、今日の私の異常な眠気は、昨日の夜更けを充実させすぎてしまったせいです。

精神の健やかさのために必要な時間であっても、バランス考えないと身体の健やかさが損なわれるというほろ苦い理不尽さ…
コーヒーの苦みが魅力であるように、このほろ苦き理不尽さ。それも夜更かしの魅力なのかな。

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たいたい
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