偉そうに振る舞う上司
🔵「昇格した途端「偉そう」に振る舞う上司の心理
「意識高い系」の上司と部下の溝が深まる理由
あなたの会社のリーダーはどういう人でしょうか
⏹️アメリカのビジネス誌『Inc.』が600社の幹部を対象としたデータ
➡️「会社の優先事項上位3件を知っている社員は、全体の何%か。
調査を行ったところ、幹部たちの答えの平均値は「64%」だった。
しかし、実際に優先事項を把握していた社員はわずか「2%」。
リーダーは「リーダーシップを発揮してチームメンバーをまとめ、引っ張っていくべき」なのか。
⏺️ヒエラルキー
会社には社長がいて、役員がいて、部長がいて課長が存在する。
個人の発信力が高まっている昨今、「リーダー+フォロワー」という構造が弱まっている。
⏹️「現状打破」したくないのが本音
人が集まって形成される集団には、「現状維持バイアス」と呼ばれる心理作用が働く。
⏺️心理学・経済学的観点
「人は新しい選択肢を回避する傾向がある」
➡️新たな選択肢と出くわすことで失敗を恐れる心理が敏感に働き、より一層現状維持バイアスが強まる。
➡️即ち、これらの循環で、変化を拒む体質が根付いていく。
➡️「変化への拒絶」には、潜在意識に変化への恐怖があることも影響している。
多数の心理学者が、人間は集団になった途端、変化をより強く拒むという性質について考察。
⏹️「静か」に反旗を翻す
チームは一度作ったルールを変えたがらず、それを変えようとするリーダーに対する反応。
・「現場のことがわかっていない」
・「勝手に決めつける」
と静かに反旗を翻す。
⏺️「受け身の攻撃性」という特徴。
➡️部下は上からの指示に対して「はい」と答えながら、内心でリーダーを厳しく採点する。
➡️「受け身の攻撃性」によってある部下がリーダーに敵対心を抱くと、チーム内でそれが瞬く間に広まることが予見される。
➡️「集団心理」の作用によって、感情が同一組織内でウイルスのように感染する。
⏹️「集団心理」の考え方
➡️集団の中で個人は変わる。
「その人らしさ」が、集団の中ではぼやける
その人の個性が薄まると、集団全体の「性格」のようなものが形成される。
個性が消える。
自分で判断しなくなる。
暗示されやすい。
流されやすくなる。
❌即ち、チームの人たちが同じような感情になったり、考え方が似通る。
⏹️「集団は真理を追究するよりも、錯覚を求めている」
➡️「正しさ」は二の次、三の次となる。
⏺️実例集
・個人としては賢い人が、なぜか「カルト宗教の教祖」に従う。
・ごく常識的だった市民が、「危険な政治思想の指導者」に熱狂。
・思慮深い社員が、社長の命令で「賞味期限切れの食品」を出荷。
⚠️リーダーが論理的には正しいことや正論を言ったとしても、受け入れられず拒絶されることがあるのは、集団心理による作用が大きい。
⏹️集団心理が強くなる要素
①グループのメンバーが「似たようなバックグラウンド」を持ち合わせている。
②「外部の意見」を取り入れない。
③意思決定のための「ルール」が定まっていない。
これらの条件に当てはまった集団は個人の見解をなくし、集団心理にとらわれやすくなる。
⏹️「日本人は集団心理にのまれやすい」傾向である。
日本企業は、圧倒的多数が日本語を話す日本人。
大多数の社員が大卒で、似たような選択肢の中から就職。
育った環境の差も小さいことが多く、似たようなバックグラウンドを所有。
積極的に外部の意見を取り入れない割合も高く、コンサルタントなど外部の意見を求める機会は非常に少ない。
⚠️日本組織には集団心理が働きやすい土壌が備わっており、無策に変化を求めるリーダーは静かに標的にされる。
⏹️意識高い系リーダーは必然的な存在
「意識高い系リーダー」
必然的な存在であり、「役割性格」というものがある。
「上司としての自分」
「営業としての自分」
「父親としての自分」
役割が大きくなってしまった状態。
⏺️看守役と囚人役に分けた実験。
人の言動を観察。
➡️次第に看守役は強権的になり、囚人役を厳しく威圧するようになった。
➡️人は役割を与えられるとそれに性格や言動を合わせようとする性質がある。
⭕️即ち、ポジションの高いリーダーは役割性格にとらわれやすく、自己評価が現実と乖離しやすいことを理解しておく。
🌸重要な事
チームとリーダー、両方の心理傾向を踏まえたアプローチが必要。
リーダーという立場になった際、「役割本意で行動してしまいやすい」
「チームには現状維持バイアスと集団心理が働いている」
この心理を読む解くことが出きれば、業務に支障を生むこと少なくなる。
~おすすめ情報サイト~
✴️周り、他人のせいにしない
✔️自分の思考が全ての現実を引き寄せている。
✔️起きたことはすべて自分の責任と考える。
✔️自分の責任だと考えられる人は、どうしてそうなったか?を見つけることができる。
✔️仕方がないという被害者意識は捨てる。
https://note.mu/shouta1177/n/nf576d3928f2c
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