重要な1週間
『内閣改造+総裁選』
規模や具体的内容についてはこれから。
経済対策について、必要な予算にしっかりと裏打ちされた思い切った内容。
来年秋の自民党総裁選対策で内閣支持率が低迷する為、政権立て直しをかけた人事。
・首相候補
茂木敏充幹事長
河野太郎デジタル相
最大派閥・安倍派、萩生田光一政調会長
松野博一官房長官
『インフレ抑制』
イエレン米財務長官は雇用市場に大きな打撃をもたらすことなくインフレを抑制することは可能。
消費者物価の伸びを抑えつつ、リセッションを回避したいと期待を示している。
現在から未来の予測について非常に良い感触を持っている。
→今週半ばの米CPIデータ次第では利上げの懸念もある為、見過ごすことは出来ない。
『楽観視警戒』
ウォール街でリセッション観測が姿を消している。
市場は米経済過熱の兆候に再び神経質。
高利回り債から株式、金融資産に織り込まれた景気悪化の確率は2022年4月以来の水準に低下。
良好な経済データが、水面下でインフレ圧力を膨張する可能性。
→米2Y金利、10Y金利の逆イールド会場に赴くまでまだ時間がかかる。
また、米金利下げを執行してから経済動向が揺れ動く為、再びその時に検証したい。
『ベトナム訪問』
バイデン大統領が初めてベトナム訪問。
ベトナムは米国との関係を最上位の「包括的戦略的パートナーシップ」に正式に格上げ。米国は中国、インドと並列。
『日銀植田総裁の手腕』
債券相場は下落が予想。
日本銀行の植田和男総裁がマイナス金利政策を解除する上で、年末までに十分な情報やデータがそろう可能性はゼロではない。
週内に5年債と20年債の入札を控えていることもあり、相場の上値は重くなる。
2024年前半のマイナス金利解除を意識している為、暴落との見方は少ない。
→債券下落で金利上昇の可能性が高まり、日10Y金利は0.700%までの上昇は想定内と考える。
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