見出し画像

JSUブッククラブ 神に叫ぶ

 本日の読書会では、第8章「意志(心、霊)と品性の変容」の後半部を学びました。

「神に叫ぶ」

 神についての高度な智識が無くても、真摯な祈りは届く。多神教からの改宗者を例に。

「幸福からこの上も無い喜びへ」

 自己を神の御心に明け渡し、自分の意志を神の意志と一致させる。自然に不満を感じなくなる状態。

「自己放棄から満足、そして参与へ」

 私の意志ではなく、私の内にあるキリストが働かれる。

「一つの事を意図する」

 キリスト以外の何者にも構わない(道から外れる全ての欲求を滅する)という「構うな運動」について。意志と感情の関係、ヒューム(1711~1776)は「理性は情念の奴隷」になると現代を予言し、キルケゴール(1813~1855)は「心の純粋さとは、一途を意図する事」だと述べた。

「手懐けられない欲望の力」

 意志の働きには霊的な慣性があり、意志が欲望と同一視される事態もある。

「縺れから脱却する」

 嘘と悪意は根本的な罪であり、最終的には戦争の原因でもある。そこから離れ、他者を騙さず傷付けない生き方を、些細なレベルから実践すると決意する。霊的形成への意志と努力には、きっと助けがある。

「霊的修練の役割」

 具体的には「一人になるsolitude」のと断食・礼拝・奉仕などがある。例え失敗する事があっても、主の光が信仰を完成させてくれる。

「麗しい神の御意志」

 神の意志との一致とは、自分の意志を無くす事ではない。

 救い主という新たな服を着させて頂き、苦難の杖への接吻を恐れず、正しき道を自ずから選択できる旅路を歩みたいですね^^

 このほか本日は、星槎天文部本門寺御会式(初日)も御座いました。



いいなと思ったら応援しよう!