固定残業制を導入する。その1
今回は、前回に引き続き固定残業制について書きます。
実は、固定残業制については、多くの問題があり、それ自体の有効性を
議論することも多いのです。
最近の労働問題の大半は、固定残業制に関する争いであったりする。
では、最初に、固定残業制が否定される危険を回避するにはどうすれば良いかと言う質問を受けるが、100%のリスク回避を目指すのであれば、固定残業制をやめて、普通に支払うことが必要となる。
しかし、固定残業制を採用することを続ける会社については、最善のリスクマネジメントをする必要があろうかと思います。
それには、まず、基本給部分と固定残業部分を区別することが必要となる(高知県観光事件最高裁判決)。
その他の要件等については、今後いくつかの判例を述べつつ、考察したいと思います。
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