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学年ほぼ最下位から京大数学を全完するに至った完全独学の数学勉強記録・高3

はじめまして!Kです!
自分のことをTwitterで知っている人も多いと思います。Twitterのアカウントは(@kyoumo_iihii)です。 

このツイートで有名な人です!


自分のStudyplusのアカウントです〜。
ここには自分の高2から高3までの勉強時間が毎日、記録されています。勉強の参考にしてください!

Studyplus

〈自分の実績〉

さて本題に入りましょう!
まずご覧になりたいのは自分が高1で受け駿台模試の成績です。

自分は堀川高校探究学科群に通っていました。堀川高校探究学科群の定員は168人なので、自分の数学の順位は164/168となります。学年ほぼ最下位ですね😅

ここから自分、独自の方法で数学の勉強を始めた結果、次のような成績になりました。

2020年度 高2 7月 進研模試
2021年度 第1回 6月 京大本番レベル模試
2022年度 京大入試本番

駿台模試、学年ほぼ最下位
から
進研模試、数学満点
京大模試、偏差値78
京大入試本番、全完

という成長を遂げました。

この記事では自分のいつ、どの時期にどのような参考書で勉強し、どのようなことを意識しながら勉強したのかを明確にして、自分の高校時代の数学の勉強方法のすべてを詳細に記述します!

〈参考書〉

自分が使用していた参考書を紹介します。

「どのようにしてこんなに多くの参考書を演習したの?」って思いましたか?
その秘密もこの記事で詳述します!


☆1つ言っておくことがあります。
それは数ⅲの分野が入っている参考書を多くしていますが数ⅲの問題は基本的に飛ばしています。


〈高3 4月〉

4月は上級問題精講の2周目が春休みに修了したので新しい参考書を始めました。
それは、かの有名な
『プラチカ』です!
自分は文系のプラチカと理系のプラチカを持っていたのですが、より難しい理系のプラチカを始めました。
しかし、ここで事件が起きます。
ほとんどの問題が解けてしまったのです。
ここで勉強にならないと判断したため半分くらい解いた段階でプラチカをやめました。

自分の感想としてはFocusGoldと似ているな

という感想を持ったため、FocusGoldをすれば
プラチカはしなくて良いと思います。

そこで新たに始めた参考書が
ハイレベル数学I・A・II・Bの完全攻略
です!

この参考書は全部で44題で構成されています。
なので1日、3問すれば約2週間で解き終わる計算になります。

☆この参考書はそこまで難しくない問題で数学的思考を深めるものであるため、おすすめです!難易度や内容を考えたときにすべての人に1番おすすめな数学の参考書です!

〈高3 5月〉

4月後半から5月にかけて
『京大の文系数学25カ年』
を始めました。
東進で直近11年を演習することが決まっていたのでそれと被らないように10年前の25カ年をメルカリで購入しました。

進め方としては前から順に解いていきました。
間違った問題をチェックして2周目は間違った問題のみ解きました。

〈2021年度 6月 京大本番レベル模試〉

このような中で6月の京大本番レベル模試(東進)を迎えます。この前に受けた最終京大本番レベル模試と見比べると下のようになります。

FocusGold
アドバンスプラス
に加えて
上級問題精講
ハイレベル数学I・A・II・Bの完全攻略
京大の文系数学25カ年
を演習したことにより数学の点数が
52点→120点
になりました!
1完も危うかった京大模試が4.5完できるようになりました。

〈高3 6、7月〉

6月に入り、新たな参考書を始めました。
それは
入試数学の掌握
です!
これは知る人ぞ知る参考書だと思います。
しかし、これは自分が知っている多くの数学の参考書の中で至高の参考書でした。
進め方としては以下の通りです。
①終了させたい期日を決める
②今日からその日までの日数を計算する
③上で計算した日数で参考書の問題数を割り
 1日あたりのノルマを明確にする

〈入試数学の掌握〉

◎自分と入試数学の掌握の出会い
『京大の文系数学25カ年』を終え、次にする参考書を探していた時、ある理系の友達Rに「数学の参考書で1番難しいのって何?」と尋ねました。そのようにして、この至高の参考書に出会いました。

◎自分の数学を大きく進化させた参考書
入試数学の掌握は自分の数学を大きく進化させました。これまでは漠然と、いわゆる思い付きに頼る数学でした。そのため、点数が取れるときは取れ、取れないときは取れないという不安定なものでした。それもそのはずで思い付いたときは点数が取れ、思い付かないときは点数が取れなかったのです。しかし、入試数学の掌握により自分の中で数学が体系化されました。
例えば
・すっぴん図形にはベクトルが第一優先
・直角を見付けたら座標軸を設定
・見慣れない設定のn絡みの問題は
 n=2.3.4などの具体的な数字で実験する
・余りが等しい⇔差が割り切れる
などです。
Aタイプのようなタイプの問題にはa.b.cのアプローチのように問題を見たときに定石が瞬時に頭に浮かぶようになりました。
この状態が自分が言う数学が体系化された状態です。
この段階までいくと、初見の問題に対して
自分の引き出しをすべてローラーした後に
思い付きに頼るので解答時間が短縮され、
解けない問題も減ります。

〈高3 8、9、10月〉

8、9月は入試数学の掌握を主に進めていました!
またこれと共に
東進の
京大過去問11年演習
を始めました。
東進の過去問演習は英語、数学、国語、世界史の
4科目を2日に分けて2日で1年分進めていました。
東進の過去問演習の1周目と入試数学の掌握の1周目が9月に修了しました。

両者が修了した段階で
冬の京大模試(10/24 第3回京大本番レベル模試)までに
入試数学の掌握の2周目
京大過去問11年演習の2周目
が終わるように目標を設定し再度、演習を進めました。

また9月は
東進の共テ演習11年分
を利用して共通テストの勉強もしていました。

〈9月から学校に行かなくなった話〉

自分の受験時代の話をするとよく「そんなに多くの量の演習をどうやってしてたの?」「時間はとめうやって作ってたの?」と疑問を持たれることが多いです。その秘密はズバリ、学校に行っていなかったからです。
学校に行かなくなった理由は精神的な理由や学校の勉強の効率の悪さなどいくつかありますが、9月に文化祭が終わった次の日から自分は学校に行くことをやめました。
結果的に、登校時間や人と話す時間、授業時間を
すべて勉強に当てることができたため学力は向上しました。
そもそも学校のシステムとして個人に合った最適な勉強は授業ではできないため学力向上だけに意識を向けると学校は最適ではないと考えました。
しかし、勉強以外にも学校で学べることは多いので学校に行く行かないの判断は個人に委ねます。しかし、学校に行くことが正しいと盲信されているのはおかしいと考えます。高校は義務教育ではないので学校にいかないという選択も尊重されるべきだと考えます。

参考までに受験期の1日の過ごし方を掲載しておきます。1日家で過ごし、ほとんど外出していませんでした。

◎受験期の生活リズム
8時15分 起床
8時15分〜30分 シャワー
8時30分〜1時30分 勉強
1時30分〜2時 昼食
2時〜7時 勉強
7時〜7時30分 夕食
7時30分〜10時30分 勉強
10時30分〜 自由時間

〈2021年度 第3回 京大本番レベル模試〉

目標に設定した模試の結果がこちらです。

数学の偏差値だけを見ればかなり取れていると思えますが、かなり落ち込んだ記憶があります。
実際、この模試の数学は1時間でこの点数を取り
残りの1時間は解けない問題にこだわって悩んでいました。試験中の動きとしてもあまり良くなかったと記憶しています。しかし、多くの演習を積んだ結果、最低限の点数は取れています。

他の教科については別の記事で詳しく書きます!

〈高3 11、12月〉

11、12月は以下の参考書をしました。
(一部しか手をつけてないものも加えてます)

京大の理系数学25カ年 第3版
京大の理系数学25カ年 第8版
京大数学プレミアム
世界一わかりやすい京大文系数学
世界一わかりやすい京大理系数学
数学難問集100(黒チャート)
最高難度の理系数学

進め方としてはすべて今まで通りで毎日のノルマを明確にして演習していました。
約1ヶ月弱で京大の理系数学25カ年を2冊、演習し終えました。
京大数学プレミアムはこれまでした問題が多かったこともあり、素早く解くことができました。1週間で演習を終えました。
同様に世界一わかりやすい京大文系数学、世界一わかりやすい京大理系数学も知っている問題が多く2冊を合わせて1週間で演習を終えました。
難しい参考書がしたいと思い、黒チャートと最高難度の理系数学に手を出しましたが、半分ほどした段階で文系数学との乖離をかんじ演習を中止しました。

〈高3 1月前半〉

1月は
入試のツボを押さえる重点学習
をするとともに
共通テスト1週間前からは毎日、共通テスト(ⅰA、ⅱB)の問題を解いていました。

〈高3 1月後半〜2月前半〉

1月後半は
入試のツボを押さえる重点学習
京大実戦の過去問
京大オープンの過去問
を始めました。
具体的には1/16を初日として毎日1つ京大模試の過去問を解きました。
それに加え毎日、重点学習を演習していました。
重点学習は時間を見つけては少しずつ解いていきました。

以下の京大模試の過去問を解きました。

以下、自分の演習結果です。

・京大オープン ・京大実戦
2018/11     2019/11
2018/8      2019/11
2017/11     2017/11
2017/8      2016/11
2016/11     2015/11
2016/8      2014/11
2015/11     2013/8
2015/8      2012/11
2014/11     2011/11
2011/11     2010/11
2011/8      2007/11
2010/11     2006/14
2010/8      2005/8
2009/11     2004 
         2003

自分が解いた数学の過去問
自分が所持していた模試の過去問

以下、自分の演習結果です。

〈高3 2月後半〜〉

京大模試の過去問を2/13に演習し終えたため
京大・入試数学51年の軌跡
を購入し、後期の問題や古い問題を解きました。
これも京大模試の過去問と同様に毎日1年分は解きました。解きたいときは2年分解くときもありました。
京大の過去問に加えて
入試のツボを押さえる重点学習
は解き続けていました。

このような学習を経て、京大入試を迎えました。

〈1、2月の演習で気づいたこと〉

京大模試の過去問と京大の過去問を解いて、時間配分を意識することが大切だと思いました。京大文系は時間が120分で5問あるため1問あたり約20分ほど時間をかけれる計算になります。また1つの解法を考えて行き詰まった時は元の式や条件に立ち戻ることが大切で1つの解法にこだわり続けないことが大切だと感じました。つまり全体を俯瞰して眺めることが大切なのです。1つの解法にこだわり続けないことで解ける問題が格段に増えることを実感しました。

〈京大入試本番〉

京大入試本番の結果が以下の通りです。

問題の見間違い、計算ミスによりはじめの30分ほどで0完でした。この時に、「あ、落ちるかも」と本気で思いました。しかし、全体を俯瞰してみることを思い出し、冷静さを取り戻して取り組みました。その結果、1時間ほどで5完することができました!やはり元の式や条件に立ち戻ることが大切だと感じました!

◎自分がミスしたこと
・0ベクトルの確認
・軌跡の範囲

みんなはこんなミスしないでねー。 

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〈最後に〉

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