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マルドゥック・アノニマス 登場人物の紹介②
※随時更新中※
主に違法エンハンサーに関する勢力について説明をします
イースターズオフィス関係の人物はこちら↓
用語集はこちら↓
とりあえず次のルールで書いていきます。
所属する組織等の名称
【】→ おおまかなな所属勢力
<> → 所属組織
《》 → 組織内でのチーム名
人物について
◆ → 特記事項無し
◇ → 組織内のチーム所属
▼ → 所属変更により別項目で説明
∇ → 所属の変更はないが別項目で説明
これで対応できない場合もあるのでその場合は別途で説明あり。一部ネタバレが含まれますので注意してください。脱落や死亡に関しては5巻くらいまで触れます。
登場人物に関しては最新話まで含まれています。
【ファンドマネージャー】
マルドゥック市に違法エンハンサーを解き放ち、その能力維持(生命維持)を対価として指令に従い行動することでポイントを得られるゲーム(以下ゲーム)を行っていた存在。その上位グループ「円卓」はシザースの殲滅し都市を守ることが目標。
〈円卓 / ロータリー・チェスクラブ〉
◆ ノーマ・ブレイク・オクトーバー(ブラックキング)
過去にナタリア・ネイルズの毒で死にかけて、その際の手術によりシザースになったと思われる。現在はシザースの輪から外れた存在引裂かれし者となり復讐を目論む。
◆ サリー・ミドルサーフ(ホワイトキング)
マルドゥック市の裁判所の判事を務める。フラワー法律事務所に不利な証言や判例を認めるあたり、法律順守の精神はある模様。
◆ ハリソン・フラワー(ナイト)
フラワー法律事務所の所長。オクトーバー社の弁護士を務め、あらゆる法的手段をもって訴訟を封じ込め若しくは最小限の和解案で解決する。現在はハンターの市長選や事業の法律面の補佐を行っている。
◆ ドナルド・ロックウェル(ルーク)
ロックウェル銀行の頭取。ロックウェル家はマルドゥック市の初期から財産基盤を築きあげてきた一家。
◆ ローガン・ロックウェル(ルーク)
ドナルドの兄。
◆ ルシウス・クリーンウィル・オクトーバー(クイーン)
オクトーバー社の財務管理部をまとめる。企業の利益を脅かすシザースとは相成れない。
◆ メリル・ジレット(ビショップ)
17番署の刑事部長を務める。市内での違法エンハンサー同士のゲームを取りまとめる「ファンド・マネージャー」その人。ブラックキングの指令により動いていた。市内のグループと接点を持ち私服を肥やす。シザース狩りでマクスウェル達によって殺害される。
▽ ハンター(ポーン)
項目「クインテッド」で説明
▼ スイッチ・マン(プッティ・ザ・スケアクロウ)
項目「ツイストマン」で説明
▼ ショーン・フェニックス
項目「ツイストマン」で説明
〈17番署〉
▽ メリル・ジレット
項目「円卓」で説明
◆ ティム・ステップフォード
17番署の署長でシザースの一員と目される。「円卓」の補助によって署長まで上り詰めた男。円卓入りするほどの器量はなかった。シザース狩りでマクスウェル達に殺害される。
◆ デューク・レイノルズ
クインテットの所有する会社に強請り行為を繰り返していた警官。クインテットの包囲を目的とした作戦でそれと知らずに利用された。過去にバルーンを密告者として小遣い稼ぎをしていた為、それを利用して強請をかけた。なにげにクインテットの能力情報をペイントンから入手したり、ずる賢さは相当のもの。
◆ エルズバーグ
17番署の刑事部長でトレヴァーの親戚でもある。多数の民事訴訟を潰して小金を稼いでいた。クインテッドにケネスの誘拐を指示したり法務局の申請内容を把握しており、ゲームにも一枚噛んでいた。セメタリーラインでの戦闘中に死亡。
《ディスパッチャー》
メリルに付き従うエンハンサー達。立場上、ガーディアンズの面々とは会う機会が多く仲は良好らしい。エルズバーグを標的としたシザース狩りで命を落とす。
◇ ウィラード・マチスン(ザ・スクリーム)
強力な音波攻撃を行うことができる。対象や場所を指定することができ、敵を殺さず無力化することに長ける。能力の発動時には顎や喉の辺りが青白く発光する。
◇ ピット・ラングレー(ザ・バレッジ)
スラム育ちで暴力を好む。体表から塩の結晶のような粒を精製し、それらを撃ち出す。射撃の際には、手の平の付近で大量の結晶を高速で回転させ連射する。
〈フラワー・カンパニー法律事務所〉
▽ ハリソン・フラワー
項目「円卓」で説明
◆ ダンバー・アンバーコーン(ザ・サイクロン)
フラワーの雇った09法案専門の委任事件担当官。体格の良い大男で頭髪は剃っている。元イースターオフィスメンバーで保護を得意とする。ブルーの相棒でもあった。疑似重力を発生させる装置を移植されていて、空気の重さを変化させ局地的な旋風を発生させる。
〈ホワイト・コープ私立病院〉
▼ ビル・シールズ
項目「イースターズオフィスの協力者」で説明
◆ マーヴィン・ホープ
病院の所長。病院の経営補助を対価に、ファンドマネージャーに対して病院の一部を貸してエンハンサーを生み出す施設を作る手助けをした。その数58人と11頭。一部と言ってもかなりの規模らしく、エンジェルズやマリーの居住区もあった。
▼ マリー・ナイトブロッサム
項目「ガーディアンズ」で説明
▼ クラレンス・コールドボア
項目「ガーディアンズ」で説明
▼ デイモン・パッチ
項目「ガーディアンズ」で説明
《エンジェルズ》
サラノイやマザーグースを利用して作られた異形の子供達。その生まれの経緯からシザースを察知できる。マリーを「ママ」と慕い行動するが指示系統としてはノーマが上。エンハンスメント器官の容器として強靭な肉体を得るエンハンスメントを受けていて、奪った器官や成長中の器官の保管庫でもある。
◇ キドニー
ゴリラのような見た目。巨大な拳を持つエンジェルズのリーダー格。多少の会話が出きる。
◇ ロシュ
アルマジロ
◇ ガトー兄弟
小鬼のような見た目。包丁を武器にしている。
◇ ジェラート
食虫植物のような見た目
◇ ブリオーシュ三姉妹
トカゲのような見た目。壁に張り付いて移動する。
◇ マンディアン四兄弟
ワニのような見た目。
▼ ビスキュイ
項目「楽園」で説明
【カウンセル / ファイブファシリティ】
ハンターが中心となり作り上げた違法エンハンサー集団。メリルのゲームを乗っ取り独立した集団となった。現在は市の福祉施設や各種インフラに関わる業者牛耳り、その勢力を伸ばし続けている。
〈クインテッド〉
カウンセルの中心的なグループ。当初はマディソン・ファミリーの傘下グループだったが乗っ取る。暗殺・脅迫・誘拐・拷問・監禁の5つの事業をこなす。
◆ ハンター(ウィリアム・ハント・パラフェルナー)
クインテッドのリーダーで人心掌握に長ける。”共感の針”を相手に打ち込むことで、共感による繋がりを作ることが出来る。目標として”均一化”を掲げているが明確な内容は不明。
旧カトル・カールの候補でありシザースでもある。ゲームの乗っ取りとシザース脱却後はノーマに気に入られ、円卓入りを果たす。現在は市長戦へ出馬する。
◆ バジル・バーン(ザ・ハンギング)
体内で生成した線虫を付着させた電線などのロープ状の物体を操り締め上げたりする。複数同時に操ることも可能で、各種センサーの能力もあわせ持つ。成人男性を持ち上げたり骨を折る程度の力を発揮できる。ハンターからサンダース工務店を任せられる。紐状の物体以外には能力を上手く使えない。
現在はバロットと同じ大学へ通い、法律を学ぶ。
◆ ラスティ・モールド(ザ・ゴー・バッド)
代謝性の錆びを作り出して付着させ物や相手に電子的に干渉したり腐食させたりする。ワイヤーワームを錆びに変質させる生成方法はそれなりに時間が掛かるらしく、事前に武器に付着させて戦闘に活かす。残忍な性格でゲーム以前からバジルの弟分でもある。ホスピタルに気がある様子。
現在はカジノのトーチともに隔離中。共感の輪から外れている模様。
◆ シルヴィア・フューリー(ザ・ホットキス)
金属繊維の線虫が光や熱、衝撃などで帯電する能力を持っている。その電力を用いて筋力強化をしたり、布などに付着させて強化スーツのように運用して強烈な一撃をお見舞いする。幼少期の経験から美術品等の鑑定眼が優れており、自衛のための暴力の発散も心得ている。
現在は保護プログラムの下でイースターズオフィスに保護されており、共感の輪から外れている。
◆ トレヴァー・エルズバーグ(ザ・ジューシーボディ)
全身が海綿体にのような組織で大量の水分を保持できる。衝撃により身体の組織が液状化してダメージを逃すこともできる。ファミリーの命令でクインテッドを作った男でもあるが、ファミリーからの扱いが一因となり寝返る。攻撃に合わせて液状化と再構成をすることで再生しているように見える
◆ ジェミニ
双頭の犬で強力な電子妨害とハッキングを行うことができる。電子機器を通じて人語を話すこともできる。
◆ ナイトメア
再生能力を持つ黒犬。頭が吹き飛ばされた状態からでも再生できる。旧オフィスメンバーのハザウェイ同様に寿命に影響するかは不明。
◆ シルフィード
姿を消すことができる白い犬。あくまで視覚的に消えるだけでウフコックの嗅覚には反応する。
〈クインテッドの協力者〉
◆ トーチ(アンダーテイカー)
ウエストサイドにある墓所で活動する。拷問官であり人を死なせないことのプロでもある。クインテッド内で裏切りがあった場合の懲罰も任されている模様。
現在はラスティと共に隔離中で共感の輪から外れている。
◆ ヘンリー(ザ・ディガーマン)
当初は刑務所に入っていた。高速で穴を掘ることが出来るエンハンサー。作中の描写から振動や音もほぼ立てずに行える。イースター達の包囲網から抜け出すために召集され、以後はメインの拠点でウェイター兼ハウスキーパーのような役割を進んで受ける。自覚の有無は不明だがシザース。
◆ ブレント・ザクリー
法務局員でサウスブロンクスにある「変電所」と呼ばれる通信基地に所属していた。エルズバーグ刑事に情報を横流しして民事潰しの手助けを行っていた。第三ステージ"売り込み"の際にクインテッドの対立グループによって殺害される。
◆ カーマイケル・ワッツ(ウィズダムブリンガー)
市営の刑務所を実質的に支配している。一定期間、相手の知能を向上させる能力を持つ。自身の知能も上がっており、脳の体積は増えてIQ300を越えているらしい。相手の知能を減衰させることもできる。
《ガーディアンズ》
◇ マリー・ナイト・ブロッサム(ホスピタル)
エンハンサーの治療を行うことができる数少ない人物。エンジェルズには慕われている。指先から極小のワイヤーワームが入った雫を出して、それを浸透させることで治療などを行う。エンハンス能力の一時的な封印も可能。メンバーからはホスピタルの名で呼ばれている。
◇ クラレンス・コールドボア(ザ・ストレッチャー)
マリーの護衛でストレッチャーの二つ名の通り、負傷者を浮かせて運ぶことができる。その能力は、自身の血液が付いた物体を中心に疑似重力を発生させ、自分に近づけたり遠ざけたりできるものである。
◇ デイモン・パッチ(ザ・モルチャリー)
当初は刑務所に投獄されていた。他人の肉体を別の人物に移植することが出来る能力を持っている。身体の一部と同化しているエンハンスメント器官も「肉体」として移植が可能で、一時的に自身の体内に保管ができる。現在も多数の「肉体」を移植している状態で本来の姿ではない。
《ツイストマン》
元々はファンドマネージャーの元でゲームに関する通信や暗号化を一手に担っていた。ゲームの終了にともないハンター側へ寝返る。
◇ スイッチマン(プッティ・ザ・スケアクロウ)
旧カトル・カールのメンバーで電子戦のプロ。前任のウィスパーを死亡させる直接的な原因でもある。
◇ ショーン・フェニックス
バロットの兄でもありウフコックとも少なからず(互いに認識してないが)因縁がある。男娼をしており、現在はスケアクロウの世話係をしている。元々はノーマの戸籍上の父の愛人もしていた。
〈ベイツファミリー〉
サウスサイドで活動する麻薬ディーラー。違法エンハンサー集団を抱え一帯を仕切っていた。
◆ キング・ベイツ
サウスサイドを恐怖と暴力で支配していた男。地域の秩序の維持にも一躍買っていて他のファミリーや有力企業にも繋がりがある。自分の管理するカジノにて資金洗浄を請け負っていた。クインテッドにより拷問され家も奪われる。
◆ カーティス・ザ・ビックガードナー
ファミリーの金庫番を務めていたがクインテッドにより拷問。
◆ ミッツ・キャンベル
元ベイツファミリーで、現在はベイサイドの”金庫”の管理人を務める。シザース疑惑。
《ファイブスター》
キング・ベイツの命令によりクインテッドに襲いかかる。全員が返り討ちに会い投降してクインテットの一員となる。早期にクインテット入りしたこともあり、初期メンバーとの絆も強く主要メンバーでもある。
◇ オーキッド(ザ・エコーマン)
聴覚強化によって精密な音波探査が出来る。ガンマンであり能力を活かして跳弾を駆使して隠れる相手に攻撃を浴びせる。発砲と着弾による音の発生もレーダー変わりのため攻防一体。
◇ エリクソン(ザ・サンドプリンター)
手足を粒子状の組織に換えることが出来る。体内の器官の一部に保存した3Dデータを基に様々な武器に手足を作り替える。あくまで「物」を再現するだけで、生物の一部を模倣したりはできないらしい。性質上、自身と同じ構造物を吸収してしまう。
◇ バルーン(ザ・アシッドマン)
クラブマーフィーの支配人を任されるスキンヘッドを入れ墨が覆う。全身から溶解液を噴出させることができ多少であれば体表を変形させることができるが、溶解させたものから有毒ガスが発生してしまう欠点もある。シルヴィアの電撃も液体を活かして受け流した。一時の保身でクインテットを危機に追い込んだため、自らの責任を果たし自決。
◇ ハイドラ(ザ・ジェリーロール)
ゼラチン化する体を持つ女性。クラゲのようにひらめく触手やひれを形成して宙を舞う。神経毒を生成して相手に振れることで流し込むことができる。切り離した身体の一部も操作が可能で、毒の精製を発展させ発火や溶解などもできる。ブルーとの戦闘で毒をニトログリセリンに変質させられ爆死。
〈クック一家〉
麻薬の売買を取り仕切る一家。抱える複数の麻薬発明家の作り出す麻薬で資金を集める。移民系のグループらしく人種が多様。
◆ ペイトン・クック
クック一家の若頭でゲイ、トレヴァーが好みらしい。第四ステージ"崩壊"のあとにクック一家の代表としてカウンセルの一員となる。自己保身と自身の面子が一番であり、周囲からは小物として嘲笑される。そこを利用されクインテットの情報をレイノルズに売り渡してしまう。ジェイクによって殺害される。
◆ ジョン・クック
クック一家のボスでゴールド兄弟の後ろ楯。恐怖と暴力により十三番街を中心に麻薬売買を仕切っていたが、第四ステージ"崩壊"でスポーツマンにより"トロフィー"にされた。
《ファイブシャドウズ》
クック一家の抱えるエンハンスメント集団。クインテット加入後は「シャドウズ」に名称変更。全員がバイク乗り。
◇ ジェイク・オウル
塩の結晶を精製して、身体の表面で高速回転させることでチェーンソーのような切れ味を産み出す。余りの高速回転ゆえに人体を切断すると断面が即座に焼灼されて煙があがる。シャドウズのリーダーでチームからの信頼はかなり厚い。
◇ ビリー・モーリス
聴覚強化のエンハンサー。反響音や心拍数、呼吸音などを拾い敵の状態や場所を探る。
◇ トミー・ノッカー
愛用のハンマーを自在に操る。自在に起動を描き飛び、叩いた衝撃を何倍にも増幅させる。放ったハンマーに掴まって滑空も可能。
◇ ミック・キャストマン
ワイヤーワームを手にある分泌孔から放射する。ワイヤーワームを集約、連結させて紐状にし、さらに空中で網のように編み上げる。捕獲に特化した能力。
◇ ジム・ロビン
磁力のような力場を操作できるワイヤーワームを弾丸に付着させ撃ち出す。敵に当てた弾丸に磁力を発生させ、他の弾丸をそこに集中させる。弾丸以外のもので能力を発揮できるかは不明。
《ゴールドラッシュ・ブラザーズ》
◇ヤングG・オールドG
偽装薬物を製造し、その売り上げで研究を続ける兄弟。外見もしゃべり方も瓜二つであり、立ち位置以外に見分けがつかない。薬物で人間が壊れる様をみるのが好き。サディアスに手を貸してクインテットに黙って薬物を売りさばいていた。シザース疑惑
◇モートン・グリーン
兄弟の弟子。もともと兄弟から独立したい気持ちがあったらしい。
〈ルート44〉
イーストサイドにある四十四号線で活動する武器密売組織。国道沿いで大量にモーテルを経営していて、その全てが拠点であり取引所。
◆ ダンスロップ・ザ・ビックダディ
グループのボス。見込みのある男には重要な役職と共に「ビック」の名を与える。口調とは裏腹に抜け目なくクインテットの傘下に入った後も、資金を溜め込んでいた。
◆ モラレス・ザ・ビッグアイ
ブルータスの子でビックダディの甥に当たる。ビックダディの親衛隊を勤めるも、トレヴァーに唆されたペイトンによって射殺される。
◆ ブロン・ザ・ビックボード
ビックダディのクインテットに対する背面行為のけじめをつけ、一家のリーダーになる。プラトゥーンのリーダーも兼任。グループの利益のためなら非常な選択を選ぶことができる。掌からがガスバーナーのような炎を噴出させる。
《フィフスプラトゥーン / 第五部隊》
クインテットに加入後は名称を「プラトゥーン」に変更。
◇ アンドレ・ザ・ビックディッパー
クインテッドの移動拠点である白いリムジンの運転手。市内の道路はほぼ把握しており視界がゼロの状態でもある程度の運転をやってのけた。
◇ ブルータス・ザ・ビックマシーン
最近まで刑務所に入っていたエンハンサー。シザース疑惑
◇ キャンドル・ザ・ビックバッグ
体を風船のようにして浮遊し、上空から狙撃を行う。斥候兵の役割。
◇ オズボーン・ザ・ビックホーン
ワイヤーワームを変質させたセンサーにもなる牙が額と下顎から生えている。巨大な拳銃の使い手で4丁の銃を装備している。両脇の2丁は電撃弾が、腰の2丁には炸裂焼夷弾が装填されている。
◇ ドハティ・ザ・ビッグイーター
相手から透明に見える膜とファングスを操るガトリングの使い手。透明膜は自分だけではなく物体にも張ることができ、ある程度の修復機能も備える。トラップを透明化させて敵を翻弄した。
◇ ファングス
ドハティの相棒のイタチ。水を氷結させ極細のワイヤーに変貌させる攻守一体のエンハンスメントを持つ。人体が容易に切断される切れ味を発揮することも可能。
〈バトラーズ・イン・パレス〉
ブロンクスにある風俗街の有名店
◆ モンティ・ランドール
バトラーズの支配人。シザース疑惑
◆ ウェズリー・ウォレット
バトラーズの幹部。第四ステージ"崩壊"でバトラーズとスポーツマンの対立を煽るため殺害される。
《ウォーウィッチ / 戦魔女》
◇ ケイト・ホロウ(ホロウ・ザ・キャッスル)
相手の精神を自分に転写(再現)することが出来る。過去にハザウェイというオフィスメンバーに救われているが、その後精神を病んだ模様。過去の出来事をどこまで覚えているか不明。
◇ ハザウェイ
ケイトが従える大カラス。複数のカラスを操りそれらの見聞きした情報を共有できる。名前はケイトを救ったオフィスメンバー「ハザウェイ・レコード」からだと思われる。
◇ リディア・マーヴェリック(ザ・クリメイター)
赤いスーツに身を包んだ女性。熱を自在に放射することが出来る。プラズマを発生させることで炎を操る。
◇ デビル
リディアが従える黒豹。疑似重力を操り、銃弾や敵の攻撃をそらしたり出来る。
◇ ミランダ・マーシー(ザ・パニッシャー)
黒地に金ステッチの警察官の服装をした女性。空気中の水分を操作して雹を作り出す。
◇ リリー
ミランダが駆る白馬。目が4対で8個あり温度や動体などあらゆるセンサーの働きをする。オーキッドど気が合う模様。
◇ マヤ・ノーツ(ザ・ダークネス)
黒い服に身を包んだ盲目の女性。科学物質を作り出し相手の精神を汚染する。あくまで相手の願望や欲望を増幅させる効果で行動を強制できるものではない。
◇ デイジー
マヤが身に纏う白蛇。身体の大きさを自在に変化させることができる。
《クライドスコープ》
潜入が得意なチーム。ディスパッチャーの殺害後はメンバーに成り済まし情報を操作している。
◇ トーディー
体表をゴムのように変化させて変装する。
◇ スコーピー
体表を電子偽装することで見た目を誤認させる
〈マリーン・ブラインダーズ / 華麗なる海運業者〉
フローレンスを除き(たぶん)全員がゲイ。ショーンの護衛や相手をしている。
◆ トロイ・モルガナイト
ピンク色に髪を染めているゲイ。ウミヘビに変身できる
◆ アーチボルト・スフェーン
青色に髪を染めているゲイ。アオウミウシに変身できる。
◆ アスター・トパーズ
金髪のゲイ。カジキに変身できる
◆ バンクス・ツァボライト
緑色に髪を染めたゲイ。トビウオに変身できる。
◆ ティロン・パール
白髪のゲイ。シャコ貝に変身できる。
◆ フローレンス・ダイアモンド
巨大なウミガメで広域通信が可能な電子器官を有している。
〈ビリークラブ〉
クラブマーフィーの用心棒達で平均年齢75歳。元々はみんな堅気の格闘家だった。4人とも似た能力を持っていて、頑強な骨と強靭な筋肉を兼ね備えており、特殊な構造により関節を弾くように解放して瞬間的に強力は破壊力を生み出すことが出きる。
◆ メイプル・ザ・スラッガー
元は自警団の指導員。心臓発作で死にかけてエンハンサーとなる。肘に特殊な構造を持ち、弾丸より速いジャブを打ち出す。その速度は空気が圧縮され熱風に変わるほど。チームのリーダー的ポジションで、ハンターに対しても臆さず意見する。
◆ スピナッチ・ザ・ファルクス
メイプル同様に指導員をしていた。腎臓障害が原因でエンハンサーとなった。膝の間接に特殊な構造を持ち、人の胴体を切断できるほどの蹴りを放つ。孫からもらった野球帽と鉄板を仕込んだ靴を愛用する。
◆ チェリー・ザ・ブロウ
元は格闘ジムの経営者で癌で死にかけてエンハンサーとなる。人間がもっとも早くできる動作フィンガー・スナップ(指パッチン)を能力を活かして行う。強靭な肉体から放たれるそれは、衝撃で意識が飛ぶレベル。
◆ バトン・ザ・ホルダー
警備会社のアドバイザーでチェリー同様に癌で死にかける。他の三人とことなり、単純に強靭な肉体を用いる。両手を開いて近づきただ抱き締める。鉄が簡単にへし折れる力で抱きすくめられる相手は即座に失神に至る。
〈スネークハント〉
カウンセルの抱える諜報、追跡班で非エンハンサーも20人ほどいる。
◆ バリー・ギャレット(ザ・トランストラッカー)
戦争従事者でもあり情報将校を勤めてその後は調査会社を設立した。追跡に特化した電子操作ができる。息子の自殺未遂を助けて二人揃ってエンハンサーになる。ミッチェルが正直苦手
◆ アラン・ギャレット(ザ・ヘイズマン)
特殊な周波数で相手の脳の認識を阻害して自分を認識出来なくさせる。視覚以外の感覚にも影響を及ぼし、触れられても気がつかない。能力が誰に影響を与えているかも察知できるので多少の索敵も可能。以前にカトル・カールを追っていた。
◆ ミッチェル・キャッシュ(ザ・スピットバグ)
体内で殺傷能力の高い蟲を無数に飼っていてその蟲の卵が含まれる唾液を吐いて攻撃を行う。卵から孵った蟲は人体を養分に成長する。ワイヤーワームとサナダムシの遺伝子をブレンドした特製の蟲。ミッチェルの信号で死滅または休眠状態になる。アランを狂信的に愛している。