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「ROCKET」「ギフテッドクラス」ーー「ギフテッド教育」の挫折。「ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち」

日本からマレーシアに来ることを検討するご家庭の中には「どうしても一斉教育に馴染めない」方が少なくありません。

本日はギフテッド教育の挫折について描いた「ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち」(朝日新聞出版・阿部朋美、伊藤和行)をご紹介します。

日本の教育は一斉に年齢が同じ子を同じ場所に集めて教育するスタイルです。しかし、人は多様なので、枠にはまらない子が出てきます。

少し前、こうした子の中から「才能のある子を取り出して英才教育しよう」という流れがありました。
が、この動きは以前も書いたけど、海外でも日本でも、うまくいっていません。
なぜ挫折するのか。

異才発掘プロジェクトROCKETはなぜ挫折したのか

まずは東大が始めた異才発掘プロジェクト ROCKETの挫折が描かれます。

不登校の子や学校に馴染めない子を対象に、2014年12月に埋もれた才能を発掘するプロジェクトとして始まりました。公式ページにはこうあります

日本財団と東京大学先端科学技術研究センター(以下、先端研)は、異才を発掘し、継続的なサポートを提供することで、将来の日本をリードしイノベーションをもたらす人材を養成することを目指し、2014年12月に「異才発掘プロジェクト ROCKET(Room Of Children with Kokorozashi and Extraordinary Talents)」を始動しました。

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