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「自分ができなかったことを子どもにやらせてあげたい」はやめて、自分の悩みは自分の代で解決しよう
今日は短いコラムです。
子育ての悩みを聞いていると必ず出てくるこのセリフ。
「自分が小さい頃、××してもらえなかったので、子どもには不自由させたくない」
私が大学に行けなかったから、子どもにはやらせてあげたくて。
自分が英語を話せないから、子どもにだけは小さい頃からやらせたい。
自分がピアノを習わせてもらえなかったから、やらせてあげたくて。
自分が貧乏だったから、子どもには苦労させたくない。
海外留学したかったけどできなかったから、やらせてあげたい。
そもそも、親子関係の揉めごとの原因に、「親の(謎の)こだわり」があることが多いです。
多分、その裏に隠れてるのは、親自身の(そのまた親への)恨み。
間違ってますか?
もちろん、気持ちはよくわかります。
私も自分が音楽が好きで、子どもが楽器弾けたら楽しいだろうな、って思って押し付けたから。
けれども、子どもに「迷惑だからやめてくれ」って言われてやめました。
子どもからすると、迷惑だったり、欺瞞に聞こえるのはなんでなんだろう。
そんなにやりたかったのなら、「親のあなたが、今からやりゃいいじゃん」ということなんでしょうね。
今からでも、親自身が大学行けばいいし、ピアノ習えばいいし、贅沢すればいいし、留学すればいい。ヴァイオリンだって大人から習ってる人、いっぱいいます。
まあサボりの言い訳なのよ。
歳だから、時間がないから、お金がないから。私にはできない。
でもね。
自分の悩みは自分の代で終わらせよう。
恨みは自分で解決して、次世代に残さないようにしよう。
「あなたのために」が依存ぽく見えてしまう理由
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