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世界の教育の課題についてAIに聞いたら、出てきた問題点5つが、ほぼ日本の課題と重なっていた件

こんにちは。

AIの面白いところは、より広い視点での「平均的な見方」を教えてくれることだと思っています。

これまでは、ある問題に気が付いたとしても、「これってマクロで見たらこうだけれども、世界的に俯瞰してみたらどうなんだろう?」ということに答えを出すのは難しかった。

そこに、ある程度の模範的回答を示してくれるというか、中庸的な思考を教えてくれる面白い存在なんじゃないかなと。

そこで、世界的にみた教育の課題について聞いてみたんですね。

AI(ChatGPT 4o)が指摘した世界の教育の問題点は以下の6つ。

1教育へのアクセスにおける不公平
2時代遅れのカリキュラム
3教師不足
4デジタルデバイド
5政治の影響
6パンデミックの影響

AI(ChatGPT 4o)

大学院でも勉強の内容と重複していて、面白いなと思ったので話してみます。本日はうち、パンデミックの影響を除いた5点についてみてみます。

1. 教育へのアクセスにおける不平等

国連なんかの文章を見ると毎回出てくる問題です。

世界的な教育における最も差し迫った問題は、教育への不平等なアクセスでしょう。進歩は見られるものの、教育は万人に利用可能であるとは言えず、公平であるとは言えません。女子、障害児、難民、低所得家庭の子供たちなど、社会的に疎外されたグループは、質の高い教育へのアクセスにおいて、乗り越えられない障壁に直面することがよくあります。

AI(ChatGPT 4o)

特に女性・障がいがある人、難民・語学が十分でない人たち(英語を第二言語とする人)、そして障がいのある人が十分な教育を得られていないこと。

日本では特に障がい者教育が「インクルーシブ」ではないことがよく指摘されます。真逆の「エクスクルーシブ(つまり特別支援教育)」や「セグリゲーション(分離)」になっていることがまだまだ多い。そのため、国連の勧告を受け続けているのはよく知られていると思います。

2. 時代遅れで硬直的なカリキュラム

私がテーマにしているのはまさにこの部分です。

世界中の教育システムを悩ませているもう一つの大きな問題は、現代生活の複雑さに対応できる学生を育成できない時代遅れのカリキュラムです。世界が急速な技術的、経済的、社会的変化を経験しているにもかかわらず、多くの教育システムは依然として、批判的思考、問題解決、創造性よりも暗記を優先する伝統的な方法に頼っています。

AI(ChatGPT 4o)

授業は改善されても結局テストは暗記、となっているところがまだ多いのは、世界的な傾向でもあるようです。

関連スキルの欠如:今日の労働市場では、デジタルリテラシー、コラボレーション、適応力、複雑な問題解決能力といったスキルがますます求められています。しかし、多くの教育システムでは、必ずしも就職に役立つスキルとは言えない学術的な知識に重点が置かれています。
文化の硬直性:一部の国では、カリキュラムが固定されたままであり、古い文化的価値観や政治的イデオロギーに縛られているため、人権、環境問題、技術革新といった現代的な問題を批判的に検証する余地が限られています。
テスト中心のシステム:標準テストへの過度の依存は、深い学習や創造的思考よりも暗記を優先させる傾向があります。その結果、試験では優秀な成績を収めても、現実社会で成功するために必要な幅広いスキルに欠ける学生が生まれます。
教育が常に適切であり、急速に変化する世界を生き抜くために必要なツールを学生に与えるためには、カリキュラムの改革が必要です。

AI(ChatGPT 4o)

「標準テストへの過度な依存」「デジタルリテラシー」などが、今まさに、大学入試改革や、ギガスクール構想によって、改善の途中にあるということですよね。

3. 教師不足と不十分な研修

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