好きなバンドを英語の教材にしてみよう
こんにちは、
英語を勉強したい。けれど、どうもニュースやYoutubeやドラマにもピンとこなくて……って方、少なくないみたいです。
もし、若い頃に好きな洋楽バンドがあったって方は、ぜひ昔のバンドに再度、「ハマって」みるといいかもしれません。
まずはYoutubeを検索してみる
私が高校時代に好きだったのはYES。
ロックの殿堂入りもした1970年代の英国の老舗バンドです。
「英語を勉強しようかな」「そういえば、最近どうしてるんだろう」と検索してみたら、出てくる、出てくる、面白い素材が転がっていました。
メンバーみんな70代ですが、いまだに現役です。
数年前まで、バンドが2つに分裂して両方ともツアーやってました。
まずはYoutubeで検索してみますと、未発表音源も、インタビューも山ほどある。片っ端から見ました。背景もわかるし、発音には歌で慣れてるし、興味も持てるので学習教材として便利なのです。
オリジナルのボーカルのジョン・アンダーソンは、今75歳。つい今月もソロで新曲を出しています。Facebookもやってます。
次にYesで「News」と指定して検索すると、記事が出てきます。
「なぜYESが世界で一番面白いロックバンドなのか(Radioheadが追いつきつつあるが)Why Yes are still the funniest rock band in the world (although Radiohead are catching up)」という記事、面白かったです。
書籍もいっぱいでてる
それから、関連書籍がいっぱい出ているので、Kindleで、片っ端から読みました。
キーボードのリック・ウェイクマンの「Grumpy Old Rock Star: and Other Wondrous Stories (English Edition)」は抱腹絶倒でした。ソ連の闇市でKGBの制服買って税関で捕まった話、ステージ上でカレーを食べた話とか。
あんまり面白いので、Kindleで読んだあと、オーディオブックも買ってしまいました(本人が吹き込んでます)。
自分のバンドのことを散々自虐的に、
音楽も、髪型も、衣装も「どこの星から来たの」というほど、ヘンだ
と書いています。
ファンの素質があれば再度はまれる
このバンドは、メンバー交代がいつも適当です。
書籍やYoutubeのインタビューをみるうちに、その内幕もわかってきます。
90年代には、YESは二つに分裂し、裁判になります。老舗バンドにはよくあることです。
ところが、その後、二つのバンドが突然合体するんです。そして8人で一緒にレコーディングしてツアー。ドラム2人、キーボード2人、ギター2人、ボーカル1人、ベース1人の大所帯です。
最近では、代わりのボーカルに、Youtubeの「物真似シンガー」を見つけて交代させてます。
こんな風に50年テキトーに続けている(ように見える)バンドの内幕が、ニュースサイトや書籍、Youtubeで明らかになる。本人たちの口から面白い裏話がどんどん出てくるので、ファンの素質があるなら「ハマリ」やすいんです。
そんなわけで、好きなバンドがある(あった)方は、昔好きだったバンドや、気になるアーティストに、「あえて意図的にはまってみる」と、語学コンテンツには困らなくなると思います。
それでは、良い1日を。
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