日常を発信すると見えてくることもある
こんにちは!
今日は発信する人のためのヒントです。
子どもがマレーシアのインターナショナル・スクールで小学生だった頃。
帰ってくるとダラダラしてるんです。
「なんでそんなにダラダラしてるの」って聞いたら、
「一日中、自分を表現しろ! って言われ続けるのは、受け身の授業よりずっと疲れるんだよ」って言ってて。
そのときはわかんなかったけど、自分でフィリピンの英語学校で授業受けて、ようやくその意味がわかりました。ずっと「あなたの意見は?」って聞かれ続けるの、ただ、授業を「聞いてるふり」するのと違って疲れる。
マレーシアのインターの教育を見ていると、先生方は子どもの「表現」をとても重んじてる。
小学校の頃から「ラジオCMを作ってくること」「動画を作ること」なんて宿題が出ます。学校でエッセイ、スピーチや演劇、プレゼンテーション、Youtube作成、ラジオ原稿作成など、一通り経験しています。
あとで発信するから、授業の方も必死でやる。
だからかな、働いてても、みんな即興スピーチがうまい。
今の先生方も、「学んだことをホームページ、Youtubeやブログで発信せよ」とよく言ってます。
本名で発信するのがオススメだそうです。「今後のIT企業は必ず応募者のホームページやSNSアカウントを見る。持っていないやつは何もしてないも同然」と。確かに。
noteも、全員が発信することがミッションだそうですが、そんな時代なんだと思う。
発信するとアンテナが鋭くなる
日常生活を発信し出すと、だんだんアンテナが鋭くなってきて、身の回りの面白いことに気付きやすくなり、日常生活や仕事自体を面白がる能力が磨かれていく。それをずっと繰り返していくと、生き方も少しずつ変わっていく。そんな感じかな。
「自分の人生なんてつまんない」って言う人もいます。
けど、誰かにとっての日常は、他の誰かにとっての非日常です。
インバウンドでマレーシアから日本に行くお客さんがよく、「フツーの日本人の暮らしをしてみたい!」って言われるんですね。「お城と温泉とお寺めぐりはもうあきた」と。
「普通の郊外の日本の家に行って、日本人の暮らしを体験してみたい」「小さな家に生活してみたい」と。
だから、「サラリーマンの暮らしつまんない」って思ってても、外国語で内情を細かく発信したら、需要があると思う。
熱量がある人の発信は魅力的だ
そして、熱量がある人の発信ってやっぱりムッチャ魅力的なんですよね。
こんなYoutubeチャンネルが人気みたいです。
驚くほど「美しい」田舎暮らしなんですが、「田舎で女性一人一人暮らし」ってアイデアも、映像の美しさもさることながら、このかた、本当にキャンプや田舎暮らしが好きそう。
鍋とかピカピカですが、磨くのが好きなんだそうです。
私は田舎を知らないので、「へええ、こんなのもアリなんだ……」と見てしまいました。そういう視聴者さんたくさんいるはず。逆にベタベタな近所付き合いのある田舎暮らしを楽しんでる方いたらみてみたい。
ずっとキャンプや魚釣りをやってきて、その積み重ねの結果を発信してるだけじゃないのかな。
なんか楽しそうだなーと思って。
なんで、「目の前の面白そうなことを見つけてやってみる」と楽しすぎてみんなに伝えたくなる。
飽和点がきたら、「結果を発信する」。
ここまで美しく整えるのは難しいけど、この流れはおすすめかもしれません。
ホントに何かをトコトン、楽しんでると、多分それが伝わるんだと思うんですよね。そういうコンテンツには、お金のために即興で始めた人にはない魅力がある。
それは料理でも、子育てでも、ゲームでも、なんでもいい気がします。
で、その結果「何にもならなく」ても、楽しく時間が過ごせたら、いいんだと思います。
それではまた。
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