語学ができると、世界を理解する「OSそのもの」が増えます
「英語勉強しても使うところないしな」
こんなふうにおっしゃる方、私の周りでも少なくありません。
三木智有さんが、見事な言語化をしてくれました。
そんな人たちの発信を見るにつけ、「英語力ってのは、英語が理解できるっていう便利能力のことじゃなくて英語で情報収集できるっているOSの違いだったんだ」と思うようになったのです。
これまでぼくは、「英語が話せる能力」を「便利なアプリ」のように考えていました。だからそれは、「翻訳機能アプリ」で代替可能だと思いこんでいたのです。
私もずっとそう思ってました。
会社に外国人が来ると、「ここは日本。日本語を話せばいいのに」と意固地になって、日本語で返したりしていました。
「困ったら、通訳の方にお願いすればいい」
そう思って、社会に出て海外出張まで、ほぼ勉強しませんでした。
東南アジアの人がなぜ英語を重視するのか
はじめて米国やアジアに出て驚きました。
何がって、東南アジア(とくにシンガポール、マレーシア)の人々の英語力です。
そして、少しだけ英語をかじったら、「入ってくる情報そのもの」が変わることがわかりました。
例えば、初期のICQやFacebookはみんな英語で、日本に知ってる人はほとんどいません。東南アジアの非ネイティブが英語を重視するのはこれか、と思いました。
英語と日本語の世界は同等ではなく、「世界そのもの」が大きいのです。
英語の世界では見えるものが異なる
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