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これからの「賢さ」の指標になると言われる「CQ」とはなんぞや

こんにちは! 先日この記事を書きました。

シンガポールのkel0tanさんからコメントいただいたのです。

そう考えると我が家はかなり無謀だったかな〜。私はシンガポールに移住する前に出張で2回来ただけでした。妻に至っては一度も来たことない状態での移住。。。

まあ、とても便利でインフラも整備されているシンガポールなので致命的なブロッカーに直面せずに済んだのかな、とも思います。もちろん気に入らないことはいろいろあったけど、それ以上に気に入ったこともたくさんあったんですよね(赤の他人の外国人である我々に驚くほどフレンドリーな人々、安くて美味しいホーカーやウエットマーケット、プールやジムを完備したコンド、日本の都市部も真っ青の充実した公共交通機関など)。

そうなんです。

実は稀にこういう方がいます。
下見もせずにフラッときて、問題なく馴染んでしまう不思議な人がいるのです。

多分ですが、デビット・ロブソンの「インテリジェンス・トラップ」にある文化的知能「CQ」が高い人なんじゃなかろうか、と思います。

著者はBBC Futureの元シニア・ジャーナリストのデビッド・ロブソン。


今や語学は正直、どこでも学べます。
しかし文化的な柔軟性、もっと言えば、「異質なものに対する柔軟性」がないと、グローバルなチームでの仕事が難しい。

マレーシアに来て私たち(子供含む)が鍛えているのは、おそらくこの CQです。これが元々高い人がいる気がします。

多国籍チームで仕事するのに重要な能力

「文化的知能(CQ)」とは、乱暴に言えば、多国籍のチームで仕事するのに必要な能力です。

シンガポールの南洋理工大学の経営学教授、スーン・アンは、複数の多国籍企業から要請を受けて、「Y2K問題」に対処するためさまざまな国のプログラマーを集めたチームを編成したそうです。

プログラマーたちは間違いなく知的で経験豊富だったが、協調性はがっかりするほど低かった。たとえばインドとフィリピン出身のプログラマーが問題の解決策で合意しても、他のメンバーがそれとは異なる、両立できないかたちで実装する、といった具合に。全員が同じ言語を話しているのに、文化的ギャップを埋め、異なる仕事のスタイルを理解するのに苦労していた

この文化的ギャップを埋めるのは、私がいたようなグローバルな顧客を相手にする環境では非常に重要です。

例えば、次のようなことです。

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