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ウソを華麗につくのは難しいと思った件

こんにちは。

1月末に小学生向けの新刊「キミの一歩 マレーシア」(あかね書房)が発刊されます!

今回は児童向けのフィクションです。
海外を舞台にしたストーリーを連続もので出版するそうで、お声をかけていただきました。

元となるストーリーは自分が体験したり、友人の話を混ぜたりしているのですが、いろんな関係者を登場させたりしています。
一応、自分の中のテーマはグローバル教育とか、生徒中心教育とか、そんな感じです。

しかしなかなか苦戦しました。

なかでも最も難しいのが「上手に嘘をつくこと」です。
新たに登場人物を作り出したりしたので、細かいことを覚えていられずに、
「ここだと何年に卒業したはずですが、年齢がずれてます」
とか、
「前出ではS塾だったのに、後に出たらA塾になってた」
とか、テキトーさが爆発することになりました。

みなさんもないでしょうか?
ついた嘘を忘れてしまうこと。

会合に誘われて、「その日は仕事がある」みたいな嘘で断ったのに、すっかり忘れて、当日、遊びに行ってインスタにアップしてしまうとか。
話してて、「なんだかわからんな」と思う単語が出てきて、わかっているフリをして話を合わせてしまったけれど、後に結局わかってなかったことがバレて恥をかいたとか。

私はあります。

嘘って一回ついたら、ちゃんとそれを覚えておかないといけません。
そのためには、長期記憶に一度ついた嘘を保存する必要があるのです。

私は日常的に小さい嘘をついておりますが、大きな嘘をつくのは本当に難しいのです。

経歴がまるまる嘘である人も存在する

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