そもそも「インクルーシブ」と国連がうるさいのは、なんでなのか? 日本みたいな分離型じゃなぜダメなの? という疑問に答えてみる(7000字超の長文です)
先日、日本の教育現場の「インクルーシブ」の定義がそもそもおかしいよ? と国連から言われたというお話をしました。
では、そもそもなぜ、わざわざ、インクルーシブ教育をしなければいけないのか?
これ、疑問ですよね?
日本の現場の方と話していて、「インクルーシブ教育は障害のある生徒には有益だが、健常な生徒には不都合だ、迷惑だ」という考えが根強いと思うのですよね。
でもね、私の大学院、例えば、課題がこんな感じです。
つまりうちの大学では、「インクルーシブに私は反対です」とか言ってたら、課題がほぼ、できません。
でもなんで???
もちろん、読者の皆さんには、国連や国際バカロレアのやり方に反対の方もいるでしょう。
これは自由や平等を重んじる「西側的」的なやり方であり、ロシアや中国、北朝鮮では違うという意見もまたあると思います(私の海外の友人にはそういう人たちもまたいます)。
だから、日本も違ってていいのだ、と。
しかし、まずはしのごのいわず、学んだことを共有させてください。
なんでわざわざ「インクルージョン」なのか?
答えから言うと、「そのことが全員にとってメリットがあるという『エビデンス』が多いから」みたいです。
にわかには信じられないかもしれませんが……。
私も大学院でレポート書いててあまりの差に頭が狂いそうになります。はい。
なので、大学で課題読書として出されたいくつかの「エビデンス」を皆さんと共有させてください。
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