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学ぶことは、これから最高の趣味になる

こんにちは! 今日は短いコラムです。

スマホが劇的に変えた学習環境

個人的にスマホが変えた一番大きいことって、勉強方法じゃないかと思ってます。
特に語学です。

今までの語学の勉強って、

1教科書を出して
2ノートを出して
3カセットやMDに音声コンテンツをダウンロードして
4この3つを同時に使う
5間違えたものは繰り返して覚える
6わからない単語は辞書で調べる

みたいな感じでした。

何が辛いって、モノが多い。物理的に重い。教科書が高い。
外出先に重い辞書を持っていかないと勉強ができない。
MDを忘れると音声学習ができない。

それが今やスマホ1台でサクサク進んじゃうのです。
良い世の中になったと思います。
必要なのは「モチベーション」だけになりました。

「アプリで勉強なんて」って人もいますが、
辞書が好きな人、ノートが好きな人は使えばいいだけです。

Duolingoで競争させるマレーシアのインター

うちに来ている留学生、Duolingoでアラビア語を学んでいました。
インターナショナル・スクールでもDuolingoを生徒に使わせるところが出てきたのです。

Duolingoはゲームスタイルで、生徒一人一人の進捗状況に合わせられます。
教師は、みんなのモチベーションを管理するだけです。

実は数学にもManagahaiというゲーム教材があります。
息子の学校ではMangahaiで競争させていました。
Duolingoに似ていて、小さいユニットの問題を解くことで、点数が溜まり、競争できるのです。
彼が数学にハマった一つのきっかけでもありました。

しかしDuolingo、本当流行ってますよね。うちの70代の母もハマってまして、「やりすぎて目がしょぼしょぼする」って言ってました。
やりすぎには注意です。

私も目が疲れるなら、 Podcastでの勉強もあり。
自分が好きな人がYoutubeやPodcastで喋ってる。
こちらも夢のような時代です。

TOEIC教材も変わってた件

こうやって、隙間時間に学びができるようになると、ほかにも面白いものはないかと探してしまう。
最近驚いたのは、TOEICの学習教材が進化してたこと。

ひたすら問題だけをとき続けられる、夢のようなアプリも登場しました。
間違えた問題を覚えてくれて、忘れた頃に出してくれる。
時間も測ってくれる。
出来ない単語を順番に勝手に発音してくれたりします。


自分が変わっていくのは面白い

「ITで翻訳はいらなくなるから、言語を学ぶのは無意味だ」って説があります。
それでも、やっぱり言語を学ぶ価値はあると思います。

なんでかというと、言語はコミュニケーションの道具だから。
「意味がわかればいい」だけでもいいけど、人が一生懸命学んで話すことには、それ以上の価値がある。

最近マレーシアでは中華正月中にマレー系の方から「恭喜发财!」と中国語であけましておめでとう! と声をかけられることが多いです(私は中華系に見えるようです)。
この国では他の人の言葉を学んで話すことは良いことだと思ってる人が多いんじゃないかな。

さらに言えば、学びって、本来は、最高のエンタテインメントです。
しかし今後、人はどんどん暇になっていく。
この暇を潰すのが、多くの人の課題になるはずです。

Duolingoなんて、みんな使わないであろう言語を学んでたりします。
多分、私もインドネシア語を実際に使う機会は少ないでしょう。

単純に自分が変わっていくのって楽しい。中高年になっても、「昨日出来なかったことが、今日できるようになる」が起きるのです。

今はラッキーなことに、「勉強してても怒られない」時代です。
昔は「本なんで読んでないで働きなさい!」「小説なんて読んだらダメ」って時代もあったわけです。
いくらでも学んでいい時代に生まれたなんて運が良すぎると思います。

それではまた。

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