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ロールモデル(周りにいる人の影響は大きい)
いつも読んでいただきありがとうございます!今回は管理職(教頭・副校長)から見たロールモデルの大切さについてお伝えします!
今までの自分の人生の中で・・・
みなさんに質問があります。自分の人生の中で大きく影響を受けた人はいますか?その人から何を感じたでしょうか?少なくとも1人はいるのではないでしょうか?
ぱっと浮かんだその人は、みなさんの現在につながる人だといえます。
若手先生の成長のきっかけはロールモデル
私が初任教員だったころ、特別支援に非常に詳しかった先生から「3年目までに学ぶことが教員人生に大きな影響を与えるよ。」とお話をいただいたことがありました。
現在私は、教頭・副校長として働いていますが、その意味がすごく分かります。
初任~3年目の先生の授業や仕事の仕方が、周りの先生によく似てくるのです!
授業中の板書の書き方や子どもに対する声のかけ方も似てきます。実は、勤務時間も若い先生ほど周りの先生と似てくる傾向があります。経験年数が増えてくると、勤務時間はあまり周りの先生の影響は受けないです。
さらに、学校によくあることで、子どもたちの口癖や行動が、担任の先生によく似てきます。
若手先生も同じです。周りの教員から大きな影響を受けているのです。
ロールモデルをみつけて積極的に関わる
自分がなりたい姿に成長していくために、必要なのは「ロールモデルをみつけて積極的に関わる」ことです。特に仕事の経験が浅い頃は、様々なことを模索しながら取り組むはずです。その時期に、ロールモデルの真似をする・アドバイスをもらうことで、「ロールモデルに近づく」はずです。
あなたの周りの5人はだれ?
以前noteの記事でお伝えしたのですが、仕事やプライベートでみなさんの周りにいる5人を思い浮かべてください。以前の記事の文章を使います。
アメリカの起業家のジム・ローンは、「あなたは、最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均になる。」と述べています。
人は環境に大きく影響を受けます。親が高学歴である子どもは高学歴になる、周りにふくよかな人が多い人はその人もふくよかになることが多いなどです。学校でもそうですが、穏やかな子どもの周りには穏やかな子どもが一緒にいることが多いです。逆にいうと、自分の周りにいる人は自分を映す鏡であるともいえます。
仕事・プライベートでも、周りの人が今の自分につながっているのです。
ぜひ、自分のロールモデルとなる人と関わることよって、自分を成長させ、人生を充実させもらえると嬉しいです。
※ちなみに私の現在の仕事のロールモデルは、初任の頃の教務主任の先生(現在は校長先生)です!現在も交流をさせていただいています。